平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

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日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

F1 アブダビGP

2021年12月13日 23時59分16秒 | F1・モータースポーツ
先週末は、F1の最終戦アブダビGPでした。

チャンピオン争いをするレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンと
メルセデスのハミルトンが同点で最終戦をむかえ、早くチェッカーを受けたほうが
年間チャンピオンになるという最終戦。

予選では、チームメイトのペレスがフェルスタッペンにトウ(スリップストリーム)を
使わさせてサポートもあり、ソフトタイヤで挑んだフェルスタッペンがポールポジション。
しかし決勝のスタートでは、プレッシャーからかフェルスタッペンはホイールスピンし、
スタートに失敗、ハミルトンがトップに。ソフトタイヤのフェルスタッペンは、すぐに
しかけて一瞬インからハミルトンを抜きにかかるが、オーバースピード。このままだと
接触し下手すれば、マシンにダメージを受けてリタイアになれば、そこでチャンピオンが
なくなるハミルトンは、コース外にエスケープしつつ、トップで戻る。これには、早速、
レッドブル・ホンダ陣営からコース外から戻ったら、順位を明け渡すのがルールではと
抗議。レースディレクトはハミルトンはブレーキして、そのぶんのアドバンテージ分は、
消化したと判断できるので、お咎めなしとか。さて、ソフトタイヤのフェルスタッペンは、
早いうちミデアムタイヤのハミルトンを抜きたかったが、早々にタイヤがたれるのも困る
ので激しいアタックはできず、逆にジリジリと離れ始めたところで、一度目のタイヤ交換。
当然メルセデスは、それに合わせこむ作戦。ここでレッドブル・ホンダは、3番手走行中
だったペレスをステイアウトさせ、追いついてきたハミルトンをブロックさせ、
フェルスタッペンを追いつかせる作戦。しかし新品タイヤのハミルトンを抑えられるのか
ってところだったが、やってくれましたペレス!鬼ディフェンス・鬼ブロック!これでもかと
ギリギリのところで、ハミルトンを抑え込み来た来た、本当にフェルスタッペン追いついた!
ここでフェルスタッペンに道を譲ってタイヤ交換。ペレスの頑張りで追いついたフェルスタッペン
だが、またジリジリと引き離される。と後方アクシデントとバーチャルセーフティーカー。
ここでレッドブル・ホンダはタイヤ交換しフェレッシュなタイヤに履き替える。ハミルトンは
ステイアウト。合わせこまなくても逃げ切れると判断。レース再開、必死に追い込むフェルスタッペン。
差は縮まっていくも、ちょっと追いつかないかなといった感じ。これで勝負あった感が漂うなか、
なんと終盤で今度は後方でクラッシュ!セーフティカー導入!ここでレッドブル・ホンダは、
2台ともソフトタイヤに交換。ハミルトンは、ここでもステイアウト。レース再開が微妙なところ
だったしね。しかもフェルスタッペンとの間には周回遅れがいたので、逃げ切れると判断。
しか~し、当初周回遅れのマシンにセーフティカーを抜かせない判断だったが、レッドブル・ホンダから
抗議があったせいなのかレース再開直前に、ハミルトンとフェルスタッペンの間の周回遅れの
マシンのみセフティカーを追い抜くように指示!これにはメルセデス陣営から間違って入るよと抗議も、
なんと残り1週でレース再開。さすがのハミルトンも使い古したハードタイヤでは、新品のソフトタイヤを
はくフェルスタッペンを抑えきれず。なんとファイナルラップでフェルスタッペンがトップを奪い返し、
奇跡の優勝!年間チャンピオンの座を掴みました!ホンダ最後のシーズンでやってくれました。
ホンダ車として年間チャンピオンを手にしたのは、1991年のマクラーレン・ホンダのアイルトン・セナ以来!
おめでとう、フェルスタッペン!おめでとうホンダ!

レース後、マシンにひざまずくフェルスタッペンの姿は印象的でした。


そして、このレース、予選・決勝とフェルスタッペンをサポートしたペレスの走りも凄かった。

彼の走りがなければ、フェルスタッペンは勝てなかったでしょう。
なおペレスは、ハミルトンとのバトルでエンジンが痛んでいるのがわかって、セフティカー中にリタイア。
コース上でトラブルになって、イエローフラッグやそれこそセフティーカーが入るような事態になると、
フェルスタッペンの最後の1周が無くなってしまうのを避けるためだった。

さらに、このレース。もう1人の主役はアルファタウリ・ホンダの角田。予選からエースのガズリーを上回り。
決勝では、何気にボッタスを2度もパスしてみせてボッタスに仕事をさせなかったのは大きかった。
最終的には、3位に0.5秒差にまで迫る自己最高位の4位でフィニッシュ。

決勝でもガズリーを上回り、最高の形でシーズンを終えることができた。
ガズリーも予選ではマシンが決まらなかったに、決勝では角田すぐ後ろの5位まで上げてくるのはさすがだ。

いや~、フェルスタッペン、ホンダの勝利は望むところだったので嬉しいが、もちろんメルセデスは納得できません。
レース後すぐに抗議するも棄却。おそらく上訴するでしょう。しかし、今さら覆されないでしょうというのが
大方の見方でしょうかね。まあ、今シーズンはレース・ディレクトに振り回されたりシーズンだったので、
最終戦も象徴的なレースで今シーズンの集大成っていう意地悪な見方もできちゃいますけどね。
シーズン中にピットストップの静止時間とかのルール変えたり、ウィングもあーだこーだと変えたりだったしね。
レースコントールも一貫性がなく、納得できない制定も多かった。トータル的にみるとメルスセデスが一番その
恩恵を受けていたので、最終戦での結果のみでは同情は集まらないでしょうね。
後、シーズン終盤でのメルスデスとレッドブル・ホンダの首脳により批難合戦と政治的駆け引きのし合いは、興ざめ。
そんな周りのなかで、フェルスタッペンとハミルトンは死力を尽くしての戦いだったと思います。
2人の天才ドライバーに敬意を。




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2 コメント

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Unknown (千絵ボー)
2021-12-14 20:57:27
こんにちは。
こんな劇的な展開になるとは全く思いませんでした。
終始ハミルトンがリードしていたので「もうだめだな、」と諦めていたのが終盤のクラッシュがガラッと展開変えてしまいましたね。セナ以来30年ぶりのホンダの年間チャンピョン、思えば七年前、マクラーレンホンダのあまりに不甲斐なさにここでもホンダ何やっているんだ!と私もコメントした記憶がありますが、そこからよくここまで頑張ってきました。ホンダの田辺PLのコメントで、涙ぐんでいたのを見て私もジーンと来てしまいました。Twitterではいまだにこの話題でいっぱいですね。とにかくホンダおめでとうですね!
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Unknown (タクチ)
2021-12-16 08:26:03
千絵ボーさん

こんな劇的な展開は、誰も読めないですよね。あのクラッシュがなければ、ハミルトンがチャンピオンですからね。
思えば第4期は、マクラーレンとのどん底のスタートでした。今では、マクラーレンに非があったのは、公然の事実になってますが、当時のホンダ批判は凄まじく、忸怩たる思いでした。そんな辛い時を経て、第4期最後のレースでチャンピオンに。ホンダ良かった、おめでとうですね。
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