平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡

2022年06月14日 23時59分54秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、センチェリーシネマで2本映画を観た後、伏見ミリオン座に移動して、
もう1本映画を観ました。最後に観たのは「歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡」
です。ドキュメンタリー映画ということで観ることにする。しかし、ブルース・チャトウィンに
関しての予備知識はゼロの状態である。監督のベルナー・ヘルツォークも知らない。
大丈夫かなと思いつつ、鑑賞することに。


内容は、「アギーレ・神の怒り」「ノスフェラトゥ」などで知られる鬼才ベルナー・ヘルツォークが、
親交を結んだイギリス人紀行作家ブルース・チャトウィンの足跡を追ったドキュメンタリー。
美術品のコレクター、考古学の研究生、ジャーナリストと、さまざまなフィールドで非凡な才能を
発揮しながらも、1989年に48歳の若さで没したブルース・チャトウィン。彼が最終的に選択したのは、
自らの足で旅をしながら小説を書く人生だった。南米の旅からデビュー作「パタゴニア」を書きあげ、
アボリジニの神話に魅せられて中央オーストラリアを旅したチャトウィンは、当時は不治の病だったHIVに感染。
87年に発表した「ソングライン」は、自らの死に方を探りながら書きあげた。そんなチャトウィンの生涯を、
ヘルツォーク監督自身のナレーションにより、さまざまな人びとのインタビューを交えながら、全8章でつづっていく。


映画を章節にわけているのが、面白いし、分かりやすいし、退屈しない。ドキュメンタリー映画だと、単調な
インタビューがひたすら続くと眠くなるし、字幕を読むのに疲れてしまうかが、そんあことはなかった。
チャトウィンが行ったところに、ヘルツォークも行きカメラをまわし映像も撮っているので、チャトウィンが
見ただろう景色を観ながら追体験できる。またヘルツオークのナレーションもチャントウィンの内面にに迫っていて
わかりやすい。監督とのインタビュー形式でさまざな人から聞き出す感じも、要点がわかりやすいので良いです。
チャントウィンは、変わった才能の持ち主だなあと思うが、その彼をちゃんと理解しているこのヘルツォーク監督も、
鬼才といわれるだけあって、変わった才能の持ち主なんであろう。そんな才能の持ち主の、生き方、死に方に関する
考え方が少しはわかったような気がする。





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