平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

MINAMATA ミナマタ

2021年09月29日 23時59分43秒 | 映画・ドラマ・アニメ
先週の土曜日、東京スカパラダイスオーケストラのライブの前に映画2本を観ました。
1本目は、「MINAMATA ミナマタ 」です。そのタイトルからわかるように日本の
水俣病を扱っている事実に基づいた話になるので、観る事に決めました。
しかもジョニー・デップ主演というこだったので、どんな映画になっているのかも
気になるところでした。


ジョニー・デップが製作・主演を務め、水俣病の存在を世界に知らしめた写真家ユージン・スミスと
アイリーン・美緒子・スミスの写真集「MINAMATA」を題材に描いた伝記ドラマ。1971年、ニューヨーク。
かつてアメリカを代表する写真家と称えられたユージン・スミスは、現在は酒に溺れる日々を送っていた。
そんなある日、アイリーンと名乗る女性から、熊本県水俣市のチッソ工場が海に流す有害物質によって
苦しんでいる人々を撮影してほしいと頼まれる。そこで彼が見たのは、水銀に冒され歩くことも話すこともできない
子どもたちの姿や、激化する抗議運動、そしてそれを力で押さえ込もうとする工場側という信じられない光景だった。
衝撃を受けながらも冷静にカメラを向け続けるユージンだったが、やがて自らも危険にさらされてしまう。
追い詰められた彼は水俣病と共に生きる人々に、あることを提案。ユージンが撮影した写真は、彼自身の
人生と世界を変えることになる。


まずは水俣病のことを、わざわざアメリカから撮りにきていたアメリカ人カメラマンがいたことに驚きだった。
また、そのカメラマンによって水俣病が世界に知られることになり、そのことが裁判にも少なからず影響を
与えたことにもだ。水俣病は4大公害病の一つと学校で習ったことがある程度の知識しかなったので、今回の
映画で色々と考えさせられることにはなった。どこまで本当にあったことかわからないが、抗議行動に対する
抑え込みがあからさまで驚く。警察とかも、メチャメチャだし。抗議行動に対して会社が平気で暴力的に排除
することが当たり前の時代だったのかと少なからずも驚きだった。そしてまだ水俣病のことは、完全には解決
されていないことも悲しい現実としてあるようだ。なので地元では、この映画の上映も複雑な思いで受け止め
られているようだ。まだ、当事者が現実にいる問題だと思うとそれもまた悲しいことであり、未だ解決できて
いないことに悲しみさえ覚える。



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