平々凡々とした日々(?)を支離滅裂に綴る雑記

映画・F1・時計等が趣味です。
日々これらのことにに関することや雑感などを駄文乱文でつづっていきます

ホロコーストの罪人

2021年08月28日 23時59分05秒 | 映画・ドラマ・アニメ
今日は、名古屋で映画を2本観ました。1本目は、「ホロコーストの罪人」。
この映画を事実に基づいている映画なので、観ることに。
8月は第2次世界大戦関係の映画が多いですね。今年はナチス関係が多い。
まあヨーロッパ諸国にしたら、第2次世界大戦はナチスとの戦いだったので、
そうなるのは必然的かもしれませんけどね。


内容は、2次世界大戦時、ノルウェーの秘密国家警察がホロコーストに加担していた事実をもとに、
あるユダヤ人家族が直面する悲劇と運命を描いたドラマ。第2次世界大戦中のノルウェー。
ユダヤ人一家のブラウデ家はボクサーの息子チャールズが結婚し、幸せな空気に包まれていた。
しかし、ナチスドイツがノルウェーに侵攻したことで状況は一変する。チャールズたちユダヤ人男性は
ベルグ収容所に連行され、過酷な労働を強制される。一方、残された妻や母たちはチャールズらの
帰りを待ちながら、スウェーデンへ逃亡する準備も進めていた。しかし、1942年11月、
ノルウェー秘密国家警察によってユダヤ人全員がオスロ埠頭へ移送される。そこには、ユダヤ人を乗せて
アウシュビッツへと向かう船が待ち構えていた。


ノルウェーが国家的にホロコーストに加担していた事実にスポットを当てた映画だ。ただノルウェーは
ドイツに降伏しており、その国家運営がナチスによりものだったことは想像に難くないことでもある。
なので、ノルウェーが悪いねと簡単に決めつけるのもいかがなものかとは思う。日本語のタイトルだと、
罪人はノルウェーとなってしまうが、ノルウェーとて、ナチスの要請を断れるわけはなく、そんなこを
したら、今度は自分達が迫害の対象になってしまうかもしれないのだから。ベルグ収容所は過酷だった
ようだが、意外だったのはドイツ兵とボクシングが普通にできたシーンだ。あんなふうにドイツ兵を試合
とはいえボコボコにしちゃっても、逆にそのことで理不尽なことをしたりはしなかったのは驚き。
それにしてもアウシュビッツへ行ったユダヤ人が、45歳以下の男性以外は、その日のうちにガス室で
殺害されてしまうのは衝撃以外のなにものでもなかった。自分もすぐ殺される側じゃんとかね。
ユダヤ人にとっては、この時代落ち着く場所がなかったのは事実。でも早々にノルウェーを奪取した
人達は無事だったので、早めにノルウェー国外に逃げるのが結果的には正解だったんですね。
それにしても戦争映画は、いつも色々考えさせられますね。







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