matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

松江の旅その2-小泉八雲旧居と武家屋敷

2016-03-14 11:05:49 | 旅行




 松江

 小泉八雲(1850-1904年)が
暮らした家は、武家屋敷の並ぶ塩見縄手
とよばれる通りにあります。



ラフカディオ・ハーンはアイルランド人
の父とギリシャ人の母との間に
生まれますが、幼くして両親が離婚、
大叔母に育てられながら、
フランス・イギリスで教育を受け、
アメリカに渡りジャーナリスト
になります。



1890(明治23)年に来日し、
松江で英語教師に任じられます。

翌年、松江士族の娘小泉セツと
結婚します。



八雲は三方に庭がみえる西側の
3部屋をおもに使っていました。



書斎に机をおき、夜はランプをともして
「知られざる日本の面影」を
書きました。



庭は八雲の「日本の庭」にでてくるのと
ほとんど変わっていないそうです。



妻セツは日本語が読めない夫の
リクエストに応じて日本の民話・伝説
を語り聞かせるため、普段から
それらの資料収集に努めました。



八雲旧居に並ぶ、公開されている
武家屋敷です。

600石程度の中級藩士の屋敷跡です。





かつての武士の質素でつつましやかな
生活がしのばれます。





八雲はその後も、熊本・神戸・東京
と居を移しながら、日本の英語教育
に尽力し、欧米に日本文化を紹介
する著書を多数遺しました。

八雲は1904年、新宿区大久保
で54年の生涯を閉じます。

1906年に、エリザベス・ビスランド
という女性が
「ラフカディオ・ハーンの生涯と書簡」
という伝記を発表します。

彼女はネリー・ブライと世界一周旅行
の世界記録を無理やり競わされた
ジャーナリストです。

ハーンは、同僚の彼女から旅行の
帰国報告を受けた際に、

いかに日本は清潔で美しく
人々も文明社会に汚染されていない
夢のような国であったかを聞き、
強く心をゆさぶられ、日本に行く
ことを決意したそうです。

 (続く)


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1 コメント

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松江の旅その2 (ひろし爺1840)
2016-03-18 08:15:14
 !!(^^)!!ブロ友・Matasaburou3さん、お早うございま~す!
今朝から生憎のお天気の様ですが、雨対策をしっかりとして出かけましょ~!

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●コメント・→松江城が国宝になり観光客も多いですね。
今日の小泉八雲旧邸や武家屋敷をご案内有り難うございました。
懐かしく思い起こしながら楽しませて頂きました。

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