matasaburo3の散歩日記

日本各地を旅しながら、日本の四季を撮ります。
又、世界各地の街を巡りながらの印象記やあれこれ。

シェーンブルン宮殿のクリスマス、ウィーン

2015-12-23 11:14:17 | 世界の都市





 ウィーン

 今年のヨーロッパは暖冬だそうですが、
撮影時(2012年12月)のヨーロッパ
は十分に寒く、クリスマスムードを味わう
ことが出来ました。

冷えた身体に、ホットワインがとても温か
く感じられました。



 シェーンブルン宮殿は、ハプスブルク王
朝の歴代君主が主に離宮として使用しまし
た。

マリア・テレジア(在位1740-1780)
の時代に完成します。ウィーン風ロココ様
式と称されます。

外壁は金を塗ろうとしましたが、財政状況
を考慮し、黄金に近い黄色にしました。
これをテレジア・イエローと言うそうです。



この宮殿を舞台に、さまざまな歴史上の人物
がゆきかいました。

1762年、マリア・テレジアの娘マリー・
アントワネットがここに滞在している時、6
才の神童モーツアルトが招待され訪れました。

1805年及び1809年、ナポレオン1世
は司令部として使い、フランス軍が駐屯しま
した。

1961年、アメリカのケネディ大統領とソ
連のフルシチョフ首相の会談場所となりまし
た。





1913年の1月には、若い日のスターリン
とヒトラーがこの宮殿ですれちがいました。

「・・・あのおぞましい20世紀、短い20
世紀は、1913年のある一月の午後、ウィ
ーンで始まる。・・・ヒトラーとスターリン
が1939年にあの恐ろしい運命を招くこと
になる「条約」を結んだときでさえ、彼らは
顔を合わせていない。
彼らはつまり、シェーンブルン宮殿の公園、
ある極寒の一月の午後のひと時ほど近くに居
合わせたことは、その後も決してなかったの
である。」
(「1913 20世紀の夏の季節」フロー
リアン・イリエス著)

マルセル・プルーストが「失われた時を求め
て」を発表し、<ベルエポック>つまり<古
きよき時代>が終わろうとしていた時です。







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1 コメント

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年末のご挨拶 (ひろし爺1840)
2015-12-28 09:10:02
 !!(^^)!!ブロ友・Matasaburo3さん、お早うございま~す!
今年も残す所あと数日になりましたネ。
今年も爺のブログにお越し頂き、心温まる応援やコメントを有り難うございました。
@(*^_^*)@来年も本年同様に御付き合いの程、宜しくお願い致します!

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