スピリチュアル・ライフ by birch99

スピリチュアリズムを小脇に抱えて・・・スピリチュアルな視点で日常を綴ります。

アクセス・バーズ体験記

2015-11-27 12:43:25 | ◆人間だもの・この世の中で

ご縁があって「アクセス・バーズ」を受けてみました。

どんなものかというと、「頭部にある32のポイントに軽く触れていく」というシンプルな方法です。

これにより、「今まで(過去の記憶部分も含む)脳内に溜込まれ、こびりついた感情、 思考パター
ンや、観念・信念、判断・決心など、自分では自覚しにくかった部分にもアプローチし、それらを
解き放つ事ができる。」のだそうです。

1990年にアメリカのギャリー・ダグラス氏がチャネリングにより得たもので、世界130カ国以上で
広まり続けているそうです。

レイキの場合は、一般には基本12ポジションに手当てしていくと思いますが、これはこれで、施術者
の手の温もりが心地よく、とてもリラックスできますが、このアクセス・バーズは、準備段階?とし
て頭、足裏、手の平に軽く触れるだけで、その後の施術段階では、頭部しか触れません。

事前に、アクセス・バーズに関しては、特に深くは調べませんでしたし、施術者からは「別に何も起
こりませんよ」と云われていましたので、あまり期待はせずに、まあ、リラックスできて寛げる時間
が持てればいいかなと思っていました。とはいえ一方、お金も払うことだし(笑)、前回のプレ・ヒ
プノセラピーの時には「金色の観音様」が飛び出してきたので、正直、何か起きることの期待はあり
ました(苦笑)

さて、施術が始まりました。「両手の平を離しておく」以外に制約はなく、目を開けていてもいいし、
施術者と話していてもいいし、何をしても自由だとの事。そう云われても、そんな雑然とした状況で
何かが起きるとは思えず。とりあえず、軽く目を閉じて、触られている箇所に集中しました。時々、
施術者の指がブルっとします。その感覚は伝わってきますが、う~ん、何かが起きるとは思えない。

準備段階が終わり、施術段階へ。「話したりしていた方が変化が出やすいかもしれません」との事で、
深い悩みというわけではないが、なかなか思い通りにいかない社員の事や、心に引っかかっている、
もう20年前に他界した母の事などが浮かび、それを言葉にして話をしていました。

そうこうしているうちに、触られている頭頂部が、ピリピリと痛くなってきました。何か、針のよう
なもので突き刺されているような・・・。施術者に聞くと、爪で軽く触れているだけとの事。それに
しても敏感に反応している。更にしばらくすると、何となく両手の平が痺れてくるような感覚が・・・。

目を開いて持ち上げた両手を見ていると、だんだんと足の方も痺れてくるような感覚が・・・更に両足
から腿(もも)、お腹へと全身に痺れているような感覚が広がってきました。これには驚きました。
施術者にも、この痺れは伝わっているようです。

何でしょう、この痺れるような感覚は???施術者は頭の両側のポイントに触れているだけで、それ
以外は何もしていません。この「痺れるような感覚」は、「鳥肌が立つような感覚」に近いです。
しかし鳥肌が立っているかどうかは解りませんでした。さらに、「スピリチュアルな事象をアタマで
考えている」ようなニュアンスの会話をした時に、その痺れ感は、大きく身体を上に下に蠢きました。
施術者が云うには、観念の強い事象・事柄に対して、このような反応が出るらしいです。

不思議なのですが、今、こうしてこの箇所を書いているだけで、アタマと手足の先の辺りに痺れ感を
感じるのです。(施術後、約24時間経って)

施術が始まった頃には、ベッドに横になって少し眠気が襲ってきた感じでしたが、この頃には、バッチリ
目が開いていて、しっかりと覚醒していました。それは興奮するようなものではないのですが、柔らかな
高揚感を伴っていました。何らかの脳内物質が分泌されているようなのですが、かつて感じたことの無い
感覚でした。強いて挙げれば、子どもの頃、未だ皮膚感覚が鋭い頃に、床屋でアタマを触られたり、マッサ
ージされたりした時のむず痒いような、こそばゆいような感覚に近いような。しかし、施術者はアタマの
ポイントに軽く触れているだけで、撫で回したりしていないのです。身体が勝手に痺れ蠢いているのでした。

こうして、初めてのアクセス・バーズは終了しました。
終了後も、しばらくの間、観念の強い事象・事柄に対して、このような反応が出るらしいです。

さて、何故このような事が起きるのでしょうか?あまり、ググったりしていないので、私的な考えなの
ですが、頭には沢山の経穴(ツボ)がありますが、このアクセス・バーズのポイントはそれらに近いのでは
ないだろうか?経絡(ツボ)は、身体概念図の肉体とエーテル・ダブルやエーテル体を繋ぐ箇所だとも考え
られるが、そこを刺激(といっても触れているだけだが)する事により、本来の自分、要するに潜在意識へ
と導くのではないだろうか?とも思われます。
要するに、病気に効果のあるツボ同様に、潜在意識に導くツボのような感じでしょうか。
(ツボへの刺激は鍼灸だけでなく軽く触れたり、色を当てたりするだけで反応する事もある
ようです。)

「頭部にある32のポイントに軽く触れていくと、今まで(過去の記憶部分も含む)脳内に溜込まれ、こびり
ついた感情、思考パターンや、観念・信念、判断・決心など、自分では自覚しにくかった部分にもアプローチ
し、それらを解き放つ事ができる。」

自分の持っていた(蓄積されてきた)観念から、スピリチュアリズム、シルバーバーチの霊訓などに惹かれ
て(マッチングして)精神世界を掘り下げてきましたが、実は、このセッションの数ヶ月位前から、こびり
ついた感情、思考パターンや、観念・信念、判断・決心などから解き放されつつありました。それは出逢って
きた人たちの影響もありましたし、一ヶ月程前から、自分で作り上げていた寂しい感情や孤独感に対して、
(約一年ほど前に受けたプレ・ヒプノセラピーの時に現れた)金色の観音様が守護霊のように目を閉じると
浮かぶようになり、それらの感情を消し去ってくれていました。おかげで、いつも、ああ、見守られている
という幸せな感覚を持ち続けられるようになっていました。今回の体験は、まるでその延長線上にあるかの
ようで、つくづく繋がっているのだなあと感じました。

さて、このアクセス・バーズですが、施術者は、ただ頭に軽く触れているだけで、クライアントに「こびり
ついた感情、思考パターンや、観念・信念、判断・決心などが解放される」ようなのですが、その感情の強さ
も人それぞれでしょうから、当然、いろいろな反応があるようです。怒り出す人、寝てしまう人、寝ながら
手足をバタバタと踊りだす人、視覚的にいろいろと見えてしまう人、聴覚的にいろいろと聞こえてしまう人
・・・・。ですので、反応が無い人もありうるわけで、施術前に「別に何も起こりませんよ」と期待されない
ように答えられたようです。

「こびりついた感情、思考パターンや、観念・信念、判断・決心などが解放される」と、どういうことが
起こるのでしょうか?

自分に対しても、人に対しても、好き嫌いの判断をしなくなる、ありのままを観ることができるようになる
かもしれない。
それは、とても生き易くなりますし、不安や恐れも無くなるのかもしれない。
不安や恐れが無くなれば、自然治癒力やナチュラルキラー細胞が活性化するかもしれない。
自分の本来の意識、本来の自分に近づけるのかもしれない。
価値観が無くなるのかもしれない。比較しなくなるかもしれない。
(認知行動療法などで端正するような)悪い思考パターンがなくなるかもしれない。

解放された状態を知った上で、でも、こうして生きたい、ああして生きたいと思えば、そうすれば良い。
まずは自分の今の状態を知ること・・それがアクセス・バーズによってできるのならば、この世を生きて
いく中で、新たな「気づき」をもたらす施術になるかもしれません。

ただ、一日で簡単に習うことができ、受講料が3~4万円。「一日であなたもセラピストに」という
気軽さが、どうも私的には抵抗があります。商売の臭いがプンプンするんですよね。これも「こびりついた
感情、思考パターンや、観念・信念、判断・決心」の賜物でしょうか?(笑)

この後、メンタル面に対するツボ刺激について調べていたら、EFTというタッピングに辿り着きました。
後日、投稿します。


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