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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

石油本位制

2008年06月20日 08時11分00秒 | Weblog
 「新潮45」で、翻訳家の徳川家広氏が昨今の石油価格高騰とドル暴落の関係を簡潔に説明していた。一言でいうと、「石油本位制」である。
 だが、金ではなく、消費財である石油が通貨の裏づけになるとすれば、これは通貨制度の崩壊を意味するのではないか。専門家ではないのでよく分からないが。

ソクドク支援

2008年06月19日 08時29分40秒 | Weblog
大阪弁護士会がソクドク弁護士の支援とのニュース(tamagoさんのブログ)

 ヤメ裁(ヤメ判)(元裁判官の弁護士)も学者出身の弁護士も、やはり大変なようである。
 特に、学者出身の弁護士で、現在は「負けてばかり」という話を聞くと、修習を終えて修行を積むことなくいきなり独立する(ソクドク)はやはり危険だと思うのである。

バリスターの夏

2008年06月19日 08時22分49秒 | Weblog
 イギリスには二種類の弁護士がいる、バリスターとソリシターである。法廷弁護士と事務弁護士というやつで、一般的にはバリスターの方がステータスが高いとされている。日本にも、これとは違った意味で、二種類の弁護士がいる。市民法律事務所の弁護士と企業法務の弁護士である。
 企業法務の弁護士、特に渉外事務所の弁護士は、年中忙しい上デスクワークが中心の業務内容なので、あまり「夏」を感じないのではないか。ちなみに、大手渉外事務所の弁護士ともなると、毎日の睡眠時間が3時間という人も珍しくない。
 市民法律事務所の弁護士は、裁判所が夏休みに入る関係で、7月末から8月中旬ころまでは比較的仕事が少ない。その代わり、裁判所の夏休み前に期日が集中する関係で、6月中旬から7月上旬ころにかけては多忙な弁護士が多いと思われる。

 
 

権威主義

2008年06月18日 08時05分58秒 | Weblog
 最近ふと思ったのが、法曹界には権威主義的な人間が多いということ。在野法曹である弁護士の中にも、企業法務の専門家には権威主義的傾向を持つ人が散見される。「組織」という生身の人間を超越した主体を単位として物事を考えているせいなのかもしれない。
 こういう人が、一般市民を相手とする場面では、悲劇が生じても不思議ではない。たとえば、企業法務をやりつつ片手間に管財人業務をやる弁護士が、窮乏生活を送る破産申立人に対し高圧的態度をとる、など。
 つくづく、世間に出て、他人に頭を下げることをしないと、人間はこんな風になってしまうのかとあきれる今日この頃である。

被害弁償

2008年06月17日 07時53分27秒 | Weblog
【法廷から】1200万円で「禁固4年」を買えるか(産経新聞)
 この日は次回の控訴審公判で判決を迎えようとしている中、被告・弁護側が情状酌量を求めて1200万円の被害弁償金を差し出そうとした。 
 これに対し、検察側が証人申請した犠牲者3人の遺族がいずれも「刑を軽くするためのお金はもらえない」と受け取りを激しく拒否した。


 情状弁護として、被害弁償は基本中の基本。特に、財産犯にあっては要である。
 刑事裁判の歴史を見ても、ローマ時代の「私人訴追制度」(被害者が加害者を訴追するという制度)から分かるとおり、被害者の気が済めばそれで解決なのであるから。
 だが、人命が失われた事件を金で解決(ないし刑を軽く)しようとするのは、慎重にすべきだと思う。要は、被害者の意向いかんにかかっているからだ。

弁は立てども・・・

2008年06月16日 08時54分24秒 | Weblog
弁は立てども筆は立たず?(黒猫さんのブログ)
 弁護士の仕事は,話すことが決定的に重要になる場面はあまりなく,とにかく法律文書を起案することが主なものですが,そこへ「弁は立てども筆は立たず」という新人が入ってきても,ものの役に立たないことは言うまでもありません。仮に採用されても,仕事もできないくせに口答えだけはうるさいと言われて,短期間でクビになる人も少なくないでしょう。

 例によって黒猫さんがロースクール経由の弁護士を批判している。バーディーも、ロースクールの学生が「口は達者だが文章力はない」と批判されている話をきいたことがある。
 基礎的な国語力の問題は措くとして、やはり「答案作成練習会」(トウレン)を数多くこなすのが早道だろう。だが、文部科学省は「トウレン」を鬼のように嫌い、「トウレンを主催したロースクールは認可を取り消すぞ」と脅しているのである。

「おかあさんは、じ国へいけ。」

2008年06月15日 16時54分22秒 | Weblog
 「新潮45」のグラビア部分:「高島平・父子3人飛び降り心中事件」(このサイトでは「4月」のところ)には、妻に逃げられて絶望した男の手帳に書かれた、子供(小4と小1)ら連名の遺書が載っている。

 おかあさん、ぼくたちが、天国から、おかあさんの、ことをうらむよ。
 おかあさんは、じ国へいけ。


 新潮45では、この母は、「ホステスとして働いているうちに、客の男と駆け落ちした」と書かれている。だが、上で引用したサイトによると、どうやらこの母親は、事件直後は、「夫の暴力に耐えかねて家出した。子供たちも「お母さんのところに行けば殺す」と脅されていた」旨供述していたようである。
 バーディーの見立てによると、この母親の供述は信用できない。死んだ父親が手帳に書き残したとされる妻に対する恨み言は、多少の誇張はあるとしても、まったくの虚偽とは考えられないからだ。それに、子供を置いて逃げている事実ひとつとってみても、この母親が何を言っても全面的に信用することはできないと考えられる。
 

愛国駅-幸福駅

2008年06月14日 20時58分25秒 | Weblog
 週末の楽しみである本の立ち読みで、またしても「新潮45」を購入。新潮文庫といい、週刊新潮といい、つくづくバーディーは新潮社びいきである。
 さて、内容は例によって重苦しい「昭和/平成 心中・自殺13の怪事件簿」などというもの。
 時代を反映して、心中を図った人たちの遺品に「愛国駅-幸福駅」切符が出てくる。たとえば、聖心女子大生心中事件や納沙布岬ダブル心中事件。
 ・・・それにしても、「昭和」という時代には、あまりにも多くの出来事がちりばめられている。

報・連・相の機能不全

2008年06月14日 08時17分44秒 | Weblog
 新人サラリーマンが必ず教わるのが、「報・連・相」である。分かりやすい例でいうと、やくざまがいのクレーマーが会社の商品にクレームをつけてきた場合、すぐに上司に報告・連絡し、対応について相談する、といった調子である。これによって企業は、問題への組織的対応を行うことができるのである。
 ところが、報・連・相が機能しないことがある。それは、「何でも抱え込む部下」または「相談しても握りつぶす上司」などがいた場合である。
 バーディーが経験した最悪のケースは、以下のようなものだった。
 ある企業の融資申込みが当時審査セクションにいた私に回ってきた。ところが、その会社の社長は、「総勘定元帳」だと言って偽の帳簿を出してきた。そこで私が、「総勘定元帳を見せてください」というと、今度は「作っていません」という白々しいうそをついた。
 通常ならこの時点で融資を断るのが鉄則だが、私の上司は、案件を持ってきた上席の人間に気兼ねしてか、こうした事実を隠していた。
 ところが、そこで結局矢表に立ったのは、担当者のである。要するに、私は「相談」する相手がなくなっていたのである。

国際協力

2008年06月12日 08時22分01秒 | Weblog
 話題のスピード社の水着;レーザーレーサー。
 イギリスに本社を置くスピード社だけでなく、ニュージーランドのオタゴ大学、オーストラリア国立スポーツ研究所、アメリカのNASA、アイオワ大学などといった機関が国際的に協力して出来上がったもの。
 それにしても、「全身が流体力学的に効率のよいフォームに圧縮されます」という言葉は味わい深い。
 体型矯正(補正)下着と同じ発想か?