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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

「新しい生活」とクソな競争

2020年08月16日 06時29分22秒 | Weblog
京大准教授 マスクをしていなくても黙っていれば問題ない 席あけ必要なし
 「宮沢准教授は12日に大阪府庁で開かれた専門家会議で「ソーシャルディスタンスは不要」「映画館がなぜ自粛を。みんなで騒ぐ行為をやめさせることが重要」などと訴えた。

 先週の10日は祭日ということもあって、近くの区民プール(屋外)には、開場2時間前から行列が出来はじめ、しまいには300名以上の列となった。
 ちなみに、入場できるのは100名である。
 この種の入場制限は、至るところでみられるが、私は、そのたびに軽い不快感を覚える。
 入場制限を行う理由が、コロナ問題の発生以降急増している整理解雇の論理と少し似ているから、要するに「人減らし」であり、それを巡って「クソな競争」が発生するからである。
 だが、宮沢先生も指摘するとおり、「三密防止」、「ソーシャルディスタンス」などについては、再検討が必要だと思う。
 マスクを着用しているにもかかわらず2メートルの距離を要求したり、黙っているのにマスクの着用を要求したりするのは、およそ科学的とはいいがたい。
 例えば、コンサートで言うと、静かに鑑賞している分は感染の危険はないわけで、危険なのは、ロビーやホワイエでの会話(飛沫感染)やトイレ(接触感染)などだろう。
 この「クソな競争」を続けていくと、結局は社会の衰退しかないという気がする。