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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

霞が関における事前面談とクソな競争

2020年06月28日 06時54分34秒 | Weblog
 昨日、二十数年ぶりに高水三山に登っていたら、後ろを歩いていた中年の夫婦とおぼしき男女が、こういう会話を交わしていた。

女性「フサ(註:金融庁(FSA)のことと思われる。)の場合、総合職に内々定が出るのは一般職が決まった後なの。だけど、内々定をもらっても、私のころは合格発表がその後の8月下旬だったから、合格できなかったら全部パーになっちゃうの。
男性「そんなこと言ったら、今年なんか、試験を受ける前に『事前面談』というのをやってるらしいじゃないか。

 内容からして、キャリア官僚のカップルのようだが、この話を聞いて、大手法律事務所がロースクール生に対してやっていること(ロースクールにおける人格蹂躙とクソな競争)と同様のことを、中央官庁も大学生に対してやっていることが分かった。
 どう見ても目的は「青田買い」だが、「事前面談(会)」などという言葉で糊塗しているわけである。
 民間セクターだけでなく、公共セクターも、木庭先生のいわゆる「クソな競争」に参加しているのだ。