昨日、二十数年ぶりに高水三山に登っていたら、後ろを歩いていた中年の夫婦とおぼしき男女が、こういう会話を交わしていた。
女性「フサ(註:金融庁(FSA)のことと思われる。)の場合、総合職に内々定が出るのは一般職が決まった後なの。だけど、内々定をもらっても、私のころは合格発表がその後の8月下旬だったから、合格できなかったら全部パーになっちゃうの。」
男性「そんなこと言ったら、今年なんか、試験を受ける前に『事前面談』というのをやってるらしいじゃないか。」
内容からして、キャリア官僚のカップルのようだが、この話を聞いて、大手法律事務所がロースクール生に対してやっていること(ロースクールにおける人格蹂躙とクソな競争)と同様のことを、中央官庁も大学生に対してやっていることが分かった。
どう見ても目的は「青田買い」だが、「事前面談(会)」などという言葉で糊塗しているわけである。
民間セクターだけでなく、公共セクターも、木庭先生のいわゆる「クソな競争」に参加しているのだ。
女性「フサ(註:金融庁(FSA)のことと思われる。)の場合、総合職に内々定が出るのは一般職が決まった後なの。だけど、内々定をもらっても、私のころは合格発表がその後の8月下旬だったから、合格できなかったら全部パーになっちゃうの。」
男性「そんなこと言ったら、今年なんか、試験を受ける前に『事前面談』というのをやってるらしいじゃないか。」
内容からして、キャリア官僚のカップルのようだが、この話を聞いて、大手法律事務所がロースクール生に対してやっていること(ロースクールにおける人格蹂躙とクソな競争)と同様のことを、中央官庁も大学生に対してやっていることが分かった。
どう見ても目的は「青田買い」だが、「事前面談(会)」などという言葉で糊塗しているわけである。
民間セクターだけでなく、公共セクターも、木庭先生のいわゆる「クソな競争」に参加しているのだ。