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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

閉鎖空間生活

2020年04月25日 07時11分47秒 | Weblog
砂漠の中に建てられたもう1つの地球。バイオスフィア2 (Biosphere 2)
 「「この人工の地球に人間が100年住むことができるのか?」というのが最初の実験の課題でした。
 それが可能ならこれを宇宙に建てて、将来宇宙に住むことも不可能ではない。
 しかし、1991年から始められたこの実験。食べ物はもちろんのこと、水や酸素まで全部自給自足という、とても厳しい環境の中で行われました。
 8人の科学者たちがここに滞在したのですが、結局実験は2年しか続かなかったそうです。
 原因は食糧不足、酸素不足、人間関係など。


 「外出自粛」はしばらく続きそうな気配だが、Biosphere2の実験からすると、「人間が完全な閉鎖空間で生活するのは2年が限界」ということが言えそうだ。
 閉鎖空間生活が続けられなくなったことについて、上の記事はいろいろな要因を挙げているが、私が聞いたところによれば、最大の要因は「メンタルの問題」で、閉鎖空間にいると精神がおかしくなってくるらしい。
 ちなみに、私は、Biosphere2に隣接する牧場の中で1年間暮らしたのだが、広大な砂漠の中の、最寄りのスーパーマッケットまで車で約1時間半という環境で、息が詰まりそうだった。
 なので、2週間に一度くらいの頻度でサン・ディエゴ(海浜のリゾート地)まで脱出して気分転換を図っていたのだが、そんな生活を経験しているため、私は江ノ島に殺到する人たちのことを強く批判する気持ちにはなれない。