のんちゃんとコロナ
岡部信彦氏「これは病気なんだ。病気なんだから、医学がしっかりしてね、医療がしっかりしてれば大丈夫なんだけれども、これを政争の具に使ったら危ないですよ、っていうのは言ってたんだよね。・・・いいことを、ま、やりたいな、見せたいな、っていうのが出てくると、やっぱどうしてもいろんなものが、余計なことって言うと、えー、申し訳ないけれども、医学外の要素がいっぱい入ってくるよね。」(16分37秒付近~)
一見すると正論のようだけれど、100%支持することはためらわれる。
医学者・医師は、人命こそが至上の価値であると考えているのだろうから、相当長期の「自粛」を求めることになるのだろう。
これに対し、必ずしもそのような価値観を持っているわけではない、例えば井上道義氏のような生命を超える価値を奉ずる芸術家、あるいは、自粛によって生活の糧を奪われる人たちからは、当然異論が出てくるだろう。
政治家は、こうした中で決定を行うわけだから、その決定が100%医学的判断に沿ったものになるとは考えにくく、むしろ何らかの医学外の要素が混入することは避けられない。
スウェーデンのような、「ウイルスと共生する」という決定も、医学外の判断に影響されたものと見ることが可能である。
(ちなみに、スウェーデンでは高齢者に点滴や経管栄養を行わないらしいが、これは医学外の要素で説明するのが適切だろう。)
日本においても、新型コロナ対策が「政争の具」にはされないとしても、例によって、「支持者の意向に逆らうわけにはいかない」という消極的な発想から政治家が動くことはあり得るだろう。
岡部信彦氏「これは病気なんだ。病気なんだから、医学がしっかりしてね、医療がしっかりしてれば大丈夫なんだけれども、これを政争の具に使ったら危ないですよ、っていうのは言ってたんだよね。・・・いいことを、ま、やりたいな、見せたいな、っていうのが出てくると、やっぱどうしてもいろんなものが、余計なことって言うと、えー、申し訳ないけれども、医学外の要素がいっぱい入ってくるよね。」(16分37秒付近~)
一見すると正論のようだけれど、100%支持することはためらわれる。
医学者・医師は、人命こそが至上の価値であると考えているのだろうから、相当長期の「自粛」を求めることになるのだろう。
これに対し、必ずしもそのような価値観を持っているわけではない、例えば井上道義氏のような生命を超える価値を奉ずる芸術家、あるいは、自粛によって生活の糧を奪われる人たちからは、当然異論が出てくるだろう。
政治家は、こうした中で決定を行うわけだから、その決定が100%医学的判断に沿ったものになるとは考えにくく、むしろ何らかの医学外の要素が混入することは避けられない。
スウェーデンのような、「ウイルスと共生する」という決定も、医学外の判断に影響されたものと見ることが可能である。
(ちなみに、スウェーデンでは高齢者に点滴や経管栄養を行わないらしいが、これは医学外の要素で説明するのが適切だろう。)
日本においても、新型コロナ対策が「政争の具」にはされないとしても、例によって、「支持者の意向に逆らうわけにはいかない」という消極的な発想から政治家が動くことはあり得るだろう。