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Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

最終講義

2018年07月11日 07時22分22秒 | Weblog
誰にもわかるハイデガー 文学部唯野教授・最終講義
 「『・・・存在了解内容はそれ自身現存在の一つの存在規定性なのである。現存在が存在的に際立っているということは、現存在が存在論的に存在していることによる』。
 おわかりになったと思いますけど(笑)。これはあまり大したことは言ってないんですね。」(p21)

 「最終講義」ときくと、なんだか寂しくなる。
 確かに、筒井先生は御年83歳で、「文学部唯野教授」の続編は難しいのかもしれないが、「笑犬楼大通り」を見る限り、大変お元気なようである。
 さて、引用されているのは、ハイデッガー「存在と時間」の訳文であり、ものものしい表現で、意味不明の相当な悪文のように思えるが、要するに、「大したことは言ってない」のである。
 なるほど、こういう風に受け止めればいいのか。