西風に吹かれて

日本の西端にある基地の街から、反戦や平和の事、日々の雑感を綴ります。

米軍実弾演習

2016-02-10 19:38:08 | 反戦・平和
いつもこの時期になると、在沖縄米軍の実弾による砲撃訓練が、大分県の自衛隊日出生台演習場で行なわれる。



その実弾砲撃訓練に使われる弾薬が、佐世保の針尾と前畑の弾薬庫から運ばれる。





今月15日から予定されているこの訓練のための実弾は、韓国や沖縄から一旦佐世保の弾薬庫に運ばれ、今日、民間のトラックで高速道路を使って日出生台に運ばれるのだ。

佐世保から日出生台まで、九州を西から東へと横断する。なぜ、危険極まりない弾薬をトラック5台に積み込み、わざわざ佐世保から運ぶのか?

午前8時から前畑で抗議集会が開かれたので参加した。



トラックは米軍・前畑弾薬庫に入り、弾薬の積み込みも終わっているようなのだが、中々出発しない。

11時になってやっと動きがあり、トラックが出たとの情報が入ってきたが、私たちが待機していた道路ではなく、別ルートを通って日出生台に向かったとのこと。

3時間も待たされた挙句、別ルートを通られて疲れも倍増したが、私たちが抗議をしていることが分かって、避けたのだとも考えられる。




今年に入ってから、米軍の動きが活発になっている気がしてならない。

原子力潜水艦の入港は、2月8日に入港したツーソンで今年4隻目であり、オスプレイは1月12日に3機が飛来している。




(写真は「リムピース」から)

米軍は基地の縮小どころか基地機能を充実させ、永久的に使用しようとしているのではないか…。

安倍政権になって、日本の国自体が、戦争をするための準備をしているようなキナ臭さが漂っているが、そのことと呼応する米軍の動きではないのか…。

国民の一人として、市民の一人として、反戦の意思表示をしっかりと示したい。


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