(解説)
この言葉は、梅原真隆(うめはらしんりゅう)和上の歌集『雑華雲』に収められた一首です。
梅原和上は、明治、大正、昭和の中期を生き抜かれた偉大な真宗学者でありました。また、歌人でもあり、『雑華雲』『薺(なずな)の花』などに格調高い法悦の歌を数多く遺されています。
念仏せよ ただ念仏せよ 念仏せよ 大悲回向の南無阿弥陀仏 本来の歌の全容です。
「念仏せよ」が三度も繰り返されてあります。しかも、ただ念仏せよとは、ただこのことひとつ、お念仏よりほかに私の救われていく道はないよ、という意味合いです。
ボクの場合、「南無阿弥陀仏」「南無阿弥陀仏」「南無阿弥陀仏」と無心で祈ると心が静まります。
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