「安倍晋三」野望の系譜 を読んで

自民党の総裁であり、日本国の総理大臣でもあり、独裁的な強さはどこから来るのか？「安倍晋三」を知りたく本書を買い求め読みました。

安倍晋三の強さは、勿論　自民党議員の絶対的大多数が背景にあって、更に祖父　岸信介元総理、父安倍晋太郎元外務大臣　など血縁関係にあるのかもしれません。

本書の著者はパートごと、夏原武・窪田順生・斎藤充・鈴木光司・李策・鈴木ユーリ・八木澤高明・本郷海等々の共著です。

靖国参拝が中韓外交に悪影響があることを理解しながら参拝した背景は何があるのか？いつも疑問を持っていました。

本書の一節に「神道政治連盟」に関して述べられていましたが、「神社本庁」の政治団体として１９６９年結成された組織・活動は主に神社本庁の支持する国会議員によって行われ、加盟する国会議員は「神連国会議員懇談会」を多数の自民党議員によって組織しています。

「神政連国議懇」は、「政府は靖国神社への首相参拝その他の形で公的な追悼の義務を果たすべきである」と公式参拝を声高に叫び、「祭政一致」国家の復活を主張する「神政連」と並走して活動してきたと述べています。

安倍総理の2回の記者会見から

安倍首相の記者会見から

○希望を生み出す強い経済（GDP６００兆円の達成）
賃金・雇用の増加・経済圏を世界に拡大・地方の活性化
○夢を紡ぐ子育て支援（希望出生率1.8の実現）
　支援の強化、教育再生・こどもの貧困対策
○安心につながる社会保障（介護離職ゼロ）
介護施設・人材強化・高齢者の雇用

アベノミクス
① 大胆な金融緩政策
② 機動的なの財政政策
③ 民間投資を喚起させる成長戦略

首相の発言のポイント
○アベノミクスは第2ステージ
○「1億そう活躍」プランを作成
○50年後も人口1億人維持
○デフレ脱却は目の前
○17年4月の消費税は予定通り
○内閣改造・投役人事は骨格維持

以上のごとく大胆な金融緩和をして日銀に300兆円の国債を保有させ、株価を釣り上げ、70円の円高から120円の円安に導き、機動的な財政規律・民間資金による成長戦略は見られてない。　（株価連動型政権）

自民党の党是である「憲法改正」を正面突破でなく憲法96条を各議院員の「3分の2」から「２分の１」に改正し、「憲法改正のハードル」を低くしようとゲリラ戦法取りました。 （政策実現が姑息な手）

安保関連法に反対する若者たちの出現！！

田原総一朗の番組を視聴して、現代の若者は、今まで意見を述べてなく、全くの無関心さに落胆していました。

私の昭和30年～34年はデモこそ参加しませんでしたが政治に関心を持っていましたし、少なくとも全ての選挙には行って投票していました。

安保関連法反対するSEALDs(シールズ）即ち自由と民主主義のために学生が緊急に行動している集まりができました。

そのSEALDs(シールズ）は「安保反対デモ」を牽引し、組織に動員されたものでなく、単純に「安保反対」し、自己の生活パターンを壊すことなく、でも安保関連法を反対しなければと言う理由で任意に自由に集まり退散する集団のようです。

しかも「安保関連法」をよく研究していて　又安倍政権の政策実現の方法が順序だったものでなく、ものの軽重も無視するといった、独裁的な、強引な、事に憤っているのです。

安全保障の環境が変化したことは理解していて、それに対する対策・法律は必要であることは理解しています。

安倍政権は「SEALDs(シールズ）」のこの熱心なデモ行為を無視するわけにはいけないと考えます。さらにママ友・中高年の集まりもそうだと思います。

大相撲秋場所 横綱鶴竜昇進後初優勝！

本場所は、白鵬・日馬富士の2強の横綱欠場で、しかも全勝していた照の富士が、大関稀勢の里との対戦で一か月の右膝故障で休場を予測されましたが、2人の横綱欠場もあって14日と千秋楽を無理を押して出場しました。（感激しました。）

一方横綱鶴竜は数回の立ち合いの変化で勝利し、館内の観衆・テレビの視聴者から「横綱の器ではない！」と言われ、鶴竜は「横綱の品格より結果を優先」したようです。　（稀勢の里戦は2回立ち合いに変化して両手は全く土俵についていない。）

初日から千秋楽まで「満員御礼」の相撲人気に「横綱だから鶴竜の立ち合いの変化（卑怯）」は水を差しました。　（本当の優勝とは思えません。）

私の郷里大分佐伯出身力士「嘉風」のすがすがしい相撲に対して殊勲賞と技能賞を授与した相撲協会の判断は正しかったと思います。

更に大関照の富士の来場所を綱取りの場所と相撲協会が認知してもらいたいと考えます。


　　　

「総理の実力 官僚の支配」 倉山満 著を読んで

小泉純一郎元総理大臣以来平均点以上の総理大臣がいません。

安倍晋三総理大臣の絶対的権力がどうして出来上がったのか、「総理の条件」「独裁的強い政権の樹立は？」等を知るために本書を購入し読むことの動機でした。

戦後の長期政権を維持した、吉田茂・池田勇人・佐藤栄作・中曽根康弘・小泉純一郎の計7人と強い総理大臣田中角栄・竹下登が強い総理大臣だと思います。

強い総理大臣は、①アメリカを敵としない。（アメリカに追従？）②参議院が強い（弱いと法案を可決できない）③財務省を掌握（徴税権と予算編成）していなければ、総理大臣の権力の行使ができません。

霞が関官僚の掌握　官僚（東京大学法学部卒）キャリア　省庁の格付①内閣法制局　②財務省　③旧内務省グループ（警察・・・）　④旧通産省　

強い政権を創るには、総理大臣の高い資質は勿論ですが、上記のような環境を整えなければ、「強い政権」を醸成することはできません。

安倍晋三は再び3年間の総裁に選ばれ、引き続き総理大臣として「政権」を確保しましたが、次の総理候補は「安倍政権の行きつまり」をジート待っているような気がします。（だから言いたい事も言わずに耐えている？）

参議院選について、日本共産党までが民主党岡田代表に候補者調整を申し出て、野党共闘・反自民党選挙体制を示唆しています。
岡田代表もイデオロギー的に共産党と共闘は考えていないと思いますが、「日本の政治向上」のためには、共産党を除く野党が解体して、「反自民党新党」を形成して参議院選挙を戦ってほしい。

塩川正十郎元財務大臣と小泉純一郎元総理大臣について

「塩爺」と親しまれて塩川正十郎（93）さんの告別式で小泉元首相（73）が下記のとおり弔辞を読まれました。（告別式　午前11時すぎ　大阪・吹田市）
　　
小泉内閣最初の組閣で塩川先生には、財務大臣を引き受けていただきました。多くを語らなくても、常に私の真意を直感的に正確にわかってくれる塩川先生の存在が、その後の私の政治運営に大きな力となったことは多くの人が認めるところでもあります。　
共産党穀田議員の「内閣機密費の支出の件」の質問に際して、私はそのとき内心まずい事になったな、これは尾を引く問題になるのではないかと心配しました。塩川先生は「忘れました」と答え、それが爆笑に変わりなんとなく終わってしまいました。誰からも親しまれていた塩川先生の人　人徳の賜だと思いました。「塩爺」と呼ばれ「癒し系大臣」と親しまれた塩川財務大臣の、在りし日を偲び心よりご冥福をお祈り申し上げお別れの言葉といたします。以上

私も退職して気分的に解放された時期でもありましたが、小泉内閣の出現と塩川・竹中等々のご活躍により「多額の不良債権を抱えた金融機関の健全化」「郵政民営化」等々の大きな構造的政治課題を解決しました。

以来「政治・経済」に興味をもち、「小泉政権の政策実施状況」を注視してまいりました。今日の三大メガバンクをはじめとし金融機関の正常化を成し遂げ、「巨額の不良債権を回収と償却」を成し遂げ、各金融機関への資本金の注入も　今は　政府はすべて回収を終えています。

小泉政権を引き継いだ「第一次安倍政権」は「お友達内閣」として、長妻議員の「失われた年金50百万件」の執拗な質問に屈し、「政治への信頼をなくし、政治が凋落」へと崩壊して安倍首相は「健康上の理由」で辞任しました。

小泉政権は心の底から湧き出る問題解決の信念が感じられ、それに比して安倍政権は自分自身からの心の叫びではなく、「レクチュワーの伝達」の様に思えてなりません。言葉に心の叫びが感じられません。

　

ラクビーW杯 日本対スコットランド 10-45 大敗・完敗！！

本日の試合の概要から書きますと、前半40分・後半20分までは試合を形成されていましたが、あと後半20分は屈辱な時間でした。

スコットランドのスペースに蹴り込むボールをキャッチできずに、自陣での守備においてもファールが多く、ことごとく相手レイドロー選手からペナルティーキックを決めれて、日本チームの活力が奪われ、さらに更に敵陣深くトライ寸前まで持ち込んだボールを、狙われていたのか？インターセプトされて独走トライされて、ただただ立ち上がることの出来ないプレーが数回ありました。

五郎丸の敵陣5メートルのタッチキクからのラインアウトからのトライや五郎丸のトライ寸前の相手選手を身をていしてラインアウトさせた美技？もありましたが、ペナルティーキック等々、決めなければならない時の数回の失敗もあって、「南アフリカの勝利」の時のプレーが全く見られませんでした。

私も日本チームを過大評価していたのかもしれませんが、個人技にしても、組織プレーにしても、歯車がかみ合わなくなるとチームはガタガタと崩れてしまいました。

ラクビーの怖い点は、得点が5点3点2点で流れを失うと加点が大きいので点差が広がるばかりで「挽回する意欲」が喪失することです。

テレビ観戦する私たちは、一回勝った試合を日本の力と誤解することなく観戦しないと悔しさを飛び越えて「悲しさ」が深まります。　世界の壁は私たちが思っている以上に厚いかもしれません。　（感想）


　

杖の効用にビックリ！！

由布院の義兄姉より、義父母が使っていた杖を3本いただきました。　自宅付近のスーパーへ妻のお供で杖を使って歩いてまいりました。

いつもスーパーまで歩くのに数回途中で休憩しますが、ウソのように全く休憩することなしに楽しく往復できてビックリしました。

私が若い時には老人が杖を使って歩行している姿を見て不思議に思っていました。　現在の私にとっては、杖が必要となり、更に健康増進のために「南立石公園」を1周するのにウォーキング・ポールを使って実行しています。

最近のテレビが問題提供している事を列記しました！

安保関連法可決成立は終わりではなく、新たな始まりなのでは？
安保関連法の柱　①集団的自衛権の限定的行使　②外国軍隊への後方支援　③グレーゾン事態への対処　④国連PKOなどへの協力　
安保法案成立　与野党どう見た？　安保法本当の狙い・・・　　安保法の成立どうなる？　支持率は？　ダウン？アップ？
ナゼ自民党内から異論がでない？

アベノミクスで日本経済は再生する？　アベノミクス第2ステージの期待は？　今後の日本経済どうなる？

若者の政治離れ　どう見る？

内閣改造と役員人事　サプライズある？　「石破派」立ち上げ　閣内残留？　それとも　橋下徹氏　国政進出はある？　
総理大臣になってほしい人は・・・

シリア難民問題　ドイツの存在感　難民の積極的な受け入れ→イギリス　オーストリア　スウェーデン

「日本の未来は？　若者たちは何を思う　将来への不安　揺れ動く若者たち　社会にどう向き合う　踏み出す若者たち　日本の次世代リーダー養成塾　大人はどう背中押す　若者への期待

「存立危機事態」とは　我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生しわが国の存立が脅かえ国民の生命・自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態

収束の気配すらないままに5年を迎えた「シリア内線」亡くなった人20万人、負傷者100万人、避難生活を送っている人１０００万人以上

「社会運動の変化」組織動員が薄れた（労組の組織率低下　政治色や過激なイメージなし　SNS活用で草の根的に　　等々

テレビのいろんな番組を視聴してそれぞれ偏った主張もありますが、私が一番感じたことは「憲法違反の安保関連法案」を審議し絶対多数で可決成立させた事　それは先の衆議院総選挙で自民党に大勝させたことと選挙に行かなかったことであります。
私もアベノミクスで登場した「安倍政権」を支持し、選挙権を持って以来「自民党の支持者」を自負していましたが、「特定秘密保護法」の成立の仕方に「理不尽さ」を感じて、私と妻は「安倍きらい」となりました。（無党派層となりました。）

更に残念なことに自民党内で異論を唱え切磋琢磨した議論の末の発議などその過程が見られず、あたかも安倍独裁者のするがままの極く見えます。

石川遼 国内男子ANAオープンゴルフトーナメント 16アンダーで優勝！

私は「石川遼のファン」です。アメリカに行って以来「苦労している姿」を見ているのは辛くてしょうがありませんでした。 （東の空から太陽が！）

石川遼は今季国内ツアー初出場で念願の「優勝」を勝ち取ることができました。前日のインターネットで13アンダーで小田孔明と最終組でスタートすることは知っていました。　過去ファンとしては小田孔明と同じ組で競り合うとあまり良い結果は出ていなく心配していました。

テレビのスイッチを入れたとき、13番でバディーの瞬間でした。更に次の14番もバディーをとり、「いけいけドンドン」の雰囲気でした。次のショートコースもバディーチャンスでしたが、左に外してパーで終わりました。　（何か不吉が迫りつつ・・・）

案の定　17番・18番はそれまでのフェアーウエイではなく、ドライバーが暴れだした感じとなりやっとの思いでスコアーを落とすことなく16アンダーを維持できました。　（踏みとどまることがアメリカ・ツアーの経験なのか？）

石川選手は「優勝」「勝ち方」を忘れていたかのようでしたが、この「一回の優勝」でさらにさらにご活躍していただきたい！

安保関連法案 本日19日午前2時18分 参院で可決成立！

　　

数人の議員の反対討論の中で民主党福山議員の「政権奪還のスタート」としたいと言う決意が、国会議事堂を取り巻く民衆の心を掴んで来年夏の参議院選挙に勝利できるかどうか？だと思います。

国会議事堂を囲んだ民衆は多種多様で「この安保法案の可決だけは阻止したい！」の一念でデモに参加した人々たちです。　その人たちに「選挙」と言う権利を放棄するのではなく、「選挙にいって投票する」ことです。

日本共産党の小池議員の反対討論もデモに参加した人々の心に訴える事が出来たでしょうか？　党名の「共産党」に私は拒否反応を示しますが、私が思っていることを代弁してくれている様です。

共産党の政治資金の財源は「寄付」に頼っていなく「アカハタ」と言う資金源をもっており、更に「特定秘密」に該当するような国家秘密を国会で公表できるような情報源をもっています。
「イデオロギー」を考えなければ、日本共産党の主張は「賛同すべき事項」多々ありました。

「安保法案の可決成立」した直後　３人のNHKニュース解説者の今後の自衛隊の動きについて、現在の動きと異なった局面を迎える事を率直にうれいておりました。

私も集団的自衛権の限定的行使でも、憲法学者も、元法制局長も、元最高裁判事も、「憲法違反」と言っている「安保関連法案」を多数の力で可決成立させました。　更に連日国会議事堂の周りで「安保関連法反対」と訴えている国民の存在は大きく、政治を変える原動力になるかもしれない。
福山議員の真剣な議論は、民主党と共産党を除く野党が結束して「反自民党の塊」となって国民とともに戦ってほしい。　そう考えるのです。

パ・リーグ ソフトバンクホークスが優勝しました！

工藤公康監督就任1年目でパーリーグ優勝を勝ち取り、次に「クライマックスシリーズ」を勝ち抜き、更に「日本一」を目指して準備しなければならない。

嬉し涙で濡れた内川キャプテンは私たち郷土の野球選手であり、更に私としては、ソフトバンクホークスの前身は「南海ホークス（山本一人監督）」以来のファンでもあり、本拠地が九州・福岡でもあり、喜ばしい事でした。

工藤公康監督は、「日本一」を是が非でも勝ち得たいはずなので、監督はスタッフを引き締め、キャプテン内川を中心に選手の調子を留意しながら引き締めて、今のノリノリのリズムを維持しようと努める事と思います。

もう一つのセ・リーグは混沌としていて、私がファン「阪神タイガース」はもう一つ力がなく「しっかりしてください！」と叫びたい心境です。

参院安保法案特別委員会にて安保法案可決しました。

昨日深夜から本日明け方にかけて審議され、午前8時50分ごろ「参院安保法案特別委員会」が開催されると同時に、民主党福山議員より鴻池委員長の「解任動議」が提出され、委員長解任動議に反対意見と賛成意見が午後4時半ごろまで弁論がなされ、委員長代行の佐藤議長が賛否を問い、解任動議は「否認」されました。

鴻池委員長が「復権」して議長席に着くやいなや、「安全保障関連法案」の採決を促し、自民党・公明党他3党起立多数により可決されました。

国会議事堂の周りには、雨ふりにもかかわず「安全保障関連法案反対」の国民が熱心に反対を訴えている姿は痛々しく感じました。

投票率の低い選挙により、自民党の絶対多数議員を当選させたのは私たち国民であり、少数の野党は物理的な抵抗しかできず、「情けなさ」を感じ、政治の劣化は進むばかりです。　誠に残念です。

　

大相撲秋場所3日目 郷土力士 嘉風が横綱鶴竜に勝ちました！

昨日「白鵬」を休場に追い込みました嘉風が、今日も「自分の力」を全部出し切って、横綱鶴竜の一瞬の引き技につけ込んで、土俵の外に押し出しました。

体格にも恵まれず、しかも33歳の郷土の嘉風は、よく頑張りました。　「素晴らしい！」一語に尽きます。

本日の白鵬の休場にもかかわらず、ＮＨＫテレビに入った幕ノ内の相撲ぶりは白熱していて、最近の相撲人気が定着したと思いました。


　　　

大相撲秋場所2日目 白鵬まさかの2連敗 あっぱれ嘉風！

アナウンサーも解説者も全く白鵬の連敗は予測していなくて、私の郷土大分・佐伯出身の嘉風が、如何に自分の力を出し尽くせるか？悔いのない取り組みに徹して、未だ1度も勝ったことのない白鵬に勝ちました。

ヒーロインタビューで、力8割り程度で、白鵬の引き落としの技を警戒して無我夢中で取り、観衆の歓声で勝を知りました。
「信じられない！」と言うことはこのことかと思いました。　と言う。