NHK日曜討論視聴 「安保法案審議入り」に思うこと

自民党は、「安保2法案の提出理由」について国会審議を通じて、国民に明白にする必要があると思います。

例えば、世界の力関係は世界の警察として厳然たる地位を確保していたアメリカが経済力・軍事力等々に弱体化しているのに比し、中国は習近平の強力なリーダーシップのもと、さらに政治体型が一極集中の共産党独裁体制の下で世界二位の経済大国となり、軍事力は確実に拡充されました。（中国の台頭）

自民党は国民に対して「現実の世界の力関係」を明白にして「安保2法案の提出理由」を正直に包み隠さずに明確に提示し、国民に「覚悟」を迫るべきだと思います。（政府の立場を明白にする。）

自民党の前半の国会運営は、軸がなくて、質問に対して無難にかわそうとし、信念のない答弁をするので、益々わからなくなり、不信感が増幅しました。

アメリカとは安全保障上の同盟国であり、アメリカと共同して自国の防衛を図るとし、国際情勢を分析して双方の自国の自衛を図ると国民に周知徹底を図らねばなりません。

安全保障２法案の概要と細部の各法案の改定・新設の大要を説明し、法案の語彙のみの審議に陥らないことが肝心だと考えます。

自民党はアメリカで国会にもはかっていないことを発表するなど、姑息な手法は絶対にしてはいけません。

もうそろそろヨロイの下の憲法改正を主張して、国民に正面からぶっかる態度を期待します。