わが家には、薔薇の庭のほかに、和の雰囲気の築山があります。
松や金木犀、つつじなどが植えてあります。築山ではない場所に、椿が3本、くろがねが3本、柊も1本あります。(写真を撮りましたが、よそのお家を撮らないようにと、なかなかうまく撮れませんでした)
そういう木々の剪定は、自分たちではできないので、以前は植木屋さんに、年2回来てもらっていました。
夫が倒れた後、できるだけ経費を少なくしようと、植木屋さんに相談すると、1年に1回だけ、剪定すればいいだろうと、言われました。
そうして何年かを過ごしました。でも、私は夏が終わった後の木の様子に、無残だなーと思うようになりました。無謀に枝が伸びているという感じなのです。
植木屋さんに相談しました。二人で来て、2時から3時ころには終わるのですから、一人で来て、年2回、剪定してもらうことはできませんか。費用は、1回の時より少し多くなってもかまいません。
でも、返事はノーでした。
シルバー人材センターで剪定をしてくれるということを聞いていました。してもらってよかったということも聞いていました。どのくらいの費用が掛かるのかを見積もりしてもらおうと思いました。
そして、今、シルバー人材センターの方に、年2回、剪定してもらっています。植木屋さんの1回より少し高いですが、庭の木が柔らかな感じで、ゆったりしています。
植木屋さんが剪定した後の庭は、きりりとしまった感じでした。木もできるだけ枝を短く切りつめたようで、すっきりとしていましたが、ちょっと冷たい感じがしていました。
今のシルバー人材センターの方は、あまり枝を切りつめないで、ふんわりと仕上げてくれます。
植木屋さんの時は、椿もつつじもさつきもあまり花が咲かず、くろがねも実がなることはあまりなかったです。木も、枝が伸び始めると、形が崩れていくようでした。
今は、花も実もたくさん咲いてついてくれます。初めて剪定してもらった後の、白玉椿の花のきれいだったこと、くろがねも実をたくさんつけてかわいらしいです。
11月6日に秋の剪定をしてもらい、今は、緑の木々がふんわりと柔らかく立っています。木に花や実がなることをとてもうれしく楽しんでいます。
秋も咲く薔薇が少し。赤はハイブリッドティーローズのクリスチャン・ディオール。後の2つはシュラブ・ローズです。濃いピンクはアンジェラ、ピンクはピンク・ブロスペリティ。秋の薔薇は、ちょっと寂しげに凛とした姿です。