言の葉収集

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告白

2009-09-07 21:40:37 | 読書
告白

先日お客様のところへお邪魔した際に、お客様から本を借りた。

「これ面白いから読んでみて」

本屋さんに平積みされているのを見て、とても気になっていた本である。
「本は買って読む」のが信条の私には邪道なのだが(笑)、純粋に読んでみたかったのでお言葉に甘えてお借りすることに。

-Amazonより抜粋-

我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。

-抜粋終わり-

感想はというと、

大変面白くて、グイグイ引き込まれました。あっという間に読み終えた感じ。
夜に読み始めて半分くらいにしておこうかなと、ところが次が気になって結局最後まで一気に読んでしまった。

でも、読み終えた後、胸に残る泥のようなこの感じは何だろう。
こんな救いようのない事件と、ストーリーに憤りを感じながらも引き込まれていく自身にも少し嫌悪感が…。
個人的には、最後がちょっと違うような気がする。第一章の終りが強烈だっただけに。

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2 コメント

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おはようございます (yuyu)
2009-09-08 07:04:22
私も、この本読みました。
ほんとにグイグイ引き込まれて読み進んだんですが、最後、いや~な感じが残りましたね。
人って、こんなにいやな生き物なんだろうか、って思いました・・・
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おはようございます (batta)
2009-09-08 08:38:42
yuyuさん、ありがとうございます。

ですよね。何かひとつでも救いがあればよかったのですが…。
著者は教職経験者と聞き、驚きと同時に納得もしました。
いじめや不登校、エゴの塊の親など、今の学校が抱えている問題もクローズアップしたかったのでしょうか。
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