「嫌や。いちどDVDで世に出したもんやもん」
この本を出版する際、島田紳助がそうやって拒否したという。
2007年3月にNSC(吉本総合芸能学院)大阪で一度だけ開催された、島田紳助による講義の内容がこの本の中身だ。
印象に残ったのは、「X+Y」でものを考えろ、ということ。
「X」は自分の能力、「Y」は世の中の流れだという。芸人に例えると、何も考えずに自分のやれることをやりつづける「X」に、たまたま「Y」がぶつかってくる。これが一発屋。
でも「Y」はすぐに動いて行ってしまうから、「X」も変化し続けていかないといけない。「X」を正しく認識し、「Y」を正しく分析する。長く売れている芸人は皆これが出来ているという。
さすが紳助師匠。うまいことを言う。
すごいアドリブが矢のように飛び出す天才芸人は、今や押しも押されぬ日本一の名司会者。
その話術は、笑いを飛び越えて芸術的と言ってもいいくらいだ。
そんな天才が、紳助・竜助時代には、シナリオを寸分の狂いもなく演じていたとは意外だった。
研究熱心で負けず嫌い、天才にこれらの要素が加われば売れないわけがない。
なるほど、この人いろいろな人をプロデュースできるはずだ。
この本を出版する際、島田紳助がそうやって拒否したという。
2007年3月にNSC(吉本総合芸能学院)大阪で一度だけ開催された、島田紳助による講義の内容がこの本の中身だ。
印象に残ったのは、「X+Y」でものを考えろ、ということ。
「X」は自分の能力、「Y」は世の中の流れだという。芸人に例えると、何も考えずに自分のやれることをやりつづける「X」に、たまたま「Y」がぶつかってくる。これが一発屋。
でも「Y」はすぐに動いて行ってしまうから、「X」も変化し続けていかないといけない。「X」を正しく認識し、「Y」を正しく分析する。長く売れている芸人は皆これが出来ているという。
さすが紳助師匠。うまいことを言う。
すごいアドリブが矢のように飛び出す天才芸人は、今や押しも押されぬ日本一の名司会者。
その話術は、笑いを飛び越えて芸術的と言ってもいいくらいだ。
そんな天才が、紳助・竜助時代には、シナリオを寸分の狂いもなく演じていたとは意外だった。
研究熱心で負けず嫌い、天才にこれらの要素が加われば売れないわけがない。
なるほど、この人いろいろな人をプロデュースできるはずだ。