馬頭琴日記

交通事故療養中に還暦を迎えた馬頭琴奏者が、馬頭琴に関する知識を書き遺します

弓の持ち方 強く握ってはいけない 薬指に注意する

2018-05-23 12:03:15 | 馬頭琴の基礎知識
親指と人差し指のV字の谷に、弓を載せる。親指は、何もしない。人差し指と中指は、添えるだけだ。
小指も、添えるだけである。対して薬指の、向く方向と、毛箱からの距離は、大変重要な要素である。

初めて馬頭琴の弓を持とうとすると、とても難儀だ。で、右手全体に力を込めて、握り込んでしまう。
握り込むと弓自体の、運動能力を阻害する。弓の切り返し等で、様々な弊害を引き起こす要因となる。

手首が固まってしまうと、弓が移動すべき直線の軌道を、妨げてしまう。滑らかな切り返しが出来ない。
力で弓を、持ってはいけない。弓自体の運動能力が、最大限に発揮できるよう、最低限の力で保持する。


楽譜に描かれた音符が、音楽になるか、音の羅列か。この差の重要な要素が、音量コントロールである。
何も意識せずに弓を弾くと、右手に近い部分の音は大きく、弓の先端にいくほど、小さくなってしまう。

また、先端に向かうほど、実音が倍音に変化してしまうので、弓の速度を早めて、避けようとする。
弓の練習=ボーイングは大切だが、上記のような状態を繰り返しても、無意味な時間の浪費である。

薬指だけに力を加えて、弓の軌道に沿ってピンと張られた糸を、なぞっていくような、動作である。
弓の先端に向かうほど、薬指に込める力を大きくし、均一な音量を維持する、弓の練習が不可欠だ。

薬指が効率的に働く為に、毛箱と薬指との距離が重要だ。ここが短いと、より強い薬指の力が必要だ。
薬指の先端が、毛箱の方向を向いてしまっていては、必要な力を、弓の弦(つる)に、伝達出来ない。


午後から雨という予報だったが、鉛色の雲から水滴降臨。気温は17−20℃、あちこちで紫陽花の話題。

駅高架下のスーパー、メキシコ産かぼちゃ4つ切り158円の棚の上に、沖縄産4つ切り78円を発見。
どちらも大きさは同じ。ワォ〜って手に取ったら、377円の正札。100gあたりの表示だったのだ。
何人か、罠に嵌るだろうな。30%OFFのスライス肩ロースと中濃ソースに、10%OFFシールを行使。

(81−124)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« TOKYO & LONDON TAXI 新型 | トップ | スバル DEX 直列4気筒 1... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

馬頭琴の基礎知識」カテゴリの最新記事