三丁目の夕日の乗車記

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KSPシャトルバスの新車たち

2020-02-13 21:25:00 | バス
毎度ご覧頂きありがとうございます!!
今回は溝の口駅とKSPを結ぶ「KSPシャトルバス」に投入された新車たちを撮影してきましたので紹介します。
ここは溝の口駅です。
今回紹介する「KSPシャトルバス」は溝の口駅北口バスターミナルの9番乗り場から発車します。
撮影した車両を紹介する前に、「KSPシャトルバス」の概要を簡単に紹介しておきたいと思います。
そもそも「KSP」とは川崎市高津区にある「かながわサイエンスパーク」のことで、大手企業や外資系企業の研究開発部門が数多く入居している高度研究開発施設です。
そんな「KSP」へのアクセス手段として運行されているのが「KSPシャトルバス」で、徒歩で約15分掛かるKSP〜溝の口駅の間を約5分で結んでいます。
9番乗り場は北口バスターミナルの1番端にある乗り場で、「KSPシャトルバス」の他に東急バスの一般路線である溝22系統高津営業所行きや関係者専用のNECプラットフォームズ行きの路線も発着しています。
バス停には消えかかっている系統案内が掲示されていました。
KSP直通のシャトルバスなので途中停留所などは有りませんが、KSP内には西棟前とR&D棟前の2ヶ所にバス停があり系統案内にもその事がしっかりと描かれています。
系統案内のほかにもバス停には「バスご利用についてのお願い」という物があり、KSPシャトルバスに関する案内が書かれています。
「KSP」は日本最大級の規模を誇るサイエンスパークのため、平日朝のラッシュ時間帯はKSPへの通勤客でシャトルバスが混雑します。
そのため、平日の始発から10時までは乗車時に会員証を提示して乗車する賛助会員専用バスとして運行されています。
気になる時刻表を見てみましょう…
平日ダイヤの溝の口駅の始発は7時20分で終発は22時25分です。
朝ラッシュ時間帯は最小3分間隔で運行されていて、最も混雑が激しい朝8時台は18本設定されています。
日中時間帯と夜20時以降は10分間隔で運行されていて、帰宅ラッシュ時間帯となる17時〜19時台は約5分間隔で運行されています。
土休日のダイヤの溝の口駅の始発は7時42分(休日は8時00分)で終発は22時3分です。
基本的には20分間隔での運行となっていますが、土曜日の朝夕時間帯は10分間隔となります。
ちなみに同じ9番乗り場を使用する他の路線の時刻表も見ておきます。
こちらが東急バス溝22系統高津営業所行きの時刻表です。
お察しの通り、高津営業所への入出庫路線で深夜時間帯に1日2本運行されています。
そして、こちらがNECプラットフォームズ行きのシャトルバスの時刻表です。
平日のみの運行で朝9時〜夕方16時まで計11本が設定されています。

ここからは「KSPシャトルバス」で使用されている車両を紹介していきます。
こちらは
新型エルガ
の【TA1939号車】です。
2019年6月に高津営業所に導入された車両で、「KSPシャトルバス」専属の特定車です。
いわゆる「ワンロマカラー」を纏っていますが、車内はラッシュ型の座席配置となっています。


専属車らしく側面には「株式会社 ケイエスピーコミュニティ」の表記がされています。


そして、こちらが【TA1940号車】です。
前記の【TA1939号車】同様で2019年6月に高津営業所に導入された車両です。
なお、こちらの車は貸切登録がされているため側面に「SAFETY BUS」マークが貼られているほか、会社名の表記がありません。


こちらは
新型エルガミオ
の【TA1837号車】です。
 2018年11月に高津営業所に導入された車両で、「KSPシャトルバス」専属の特定車です。
前記の新型エルガはワンロマカラーを纏っていましたが、この新型エルガミオに関しては通常の一般路線色となっています。
ちなみに今回撮影する事は出来ませんでしたが、同時期に新型エルガミオの【TA1836号車】も高津営業所に導入されています。
こちらの車は貸切登録がされている為、側面の会社名表記が有りません。










上記のように新車が4台投入された「KSPシャトルバス」ですが、2008年に導入されたレインボーIIの【TA840号車】や2012年に導入されたブルーリボンの【TA1250号車】、2007年に川崎営業所に導入された後に高津営業所に転属されてきたスペースランナーの【TA8721号車】などの既存車も「KSPシャトルバス」として運行されています。
以上、「KSPシャトルバス」の新車たちでした!!