بسم الله الرحمان الرحيم
السلام عليكم
祈りに応えられるアッラー(さまざまなハディースより②)
〈アナス(رضى الله عنه)によると、預言者さま(صلى الله عليه و سلم)は常々言われていた。「アッラーよ、心配、悲しみ、弱さ、怠惰、吝嗇、負債、人々からの迫害から私をお守りください。」اللهم أعوذ بك من الهم والحزن،والعجز،والبخل والجبن ،ضلع الدين و غلبة الرجال アッラーフンマ インニー アウーズ ビカ ミナルハンミ ワルハザン。ワルアジュズィ ワルカサル。ワルブフリ ワルジュブン。ワ ダライッダイニ ワ ガラバティッリジャール〉(アル=ブハーリー)
この祈りの言葉は預言者ムハンマド様(صلى الله عليه و سلم)も悩みや心配を持つひとりの人間であることを表していますが、普通の人との決定的な違いは預言者さま(صلى الله عليه و سلم)がウンマの統率者であり最高指導者であったことです。頂点に立つ人が祈りをささげていたことに、ウンマを率いる重責感が伝わってきます。私の感じた言葉の背景とこのハディースとは直接関係はないのですが、クルーアンの言葉を並べてみました。
心配:ウンマの指導者として人々を正道に導いているか、アッラーから与えられた使命と十分に果たしているか、反省と責任感による心配。
【かれらを(正道に)導くことは、あなた(ムハンマド)の責任ではない。アッラーは、御心に適う者を導かれる。】(2-272)
悲しみ:ウンマ建設のために生死を共にしてきた教友を失った悲しみを受け入れなければならない時。
【アッラーの道のために殺害された者を、死んだと思ってはならない。いや、かれらは主の御許で扶養されて、生きている。】(3-169)
弱さ:自分の判断に絶対の自信や確信が持てなかった時。
【アッラーは、あなたがたを弱い者に創られ、それから弱い者を後で、強壮にされ、強壮な者を弱い白髪になされる。かれは御自分の望みのままに創られる。かれは全知にして全能であられる。】(30-54)
怠惰:自らの使命に対し気を緩めそうになり自己を叱咤した時。
【あなたがた信仰する者よ、アッラーを畏れ自分の義務を果してかれに近づくよう念願し、かれの道のために奮闘努力しなさい。あなたがたは恐らく成功するであろう。】(5-35)
吝嗇:アッラーの道のために財産を費やすことに迷わないように自戒された時。
【言ってやるがいい。「仮令わたしの主の慈悲の宝物があなたがたの手中にあっても、それを費やすことを恐れて、あなたがたは必ず仕舞込むことであろう。」人間は常に吝嗇である。】(17-100)
【施した良いものは、完全にあなたがたに返されよう。】(2-272)
負債:負債を持たず、また死後に負債を残すことを恐れた時、他のハディースに、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلم)は、「殉教者は(人と人の間における)負債を除き、全ての罪は許される」とおっしゃています。負債を救済するための行為は施し(サダカ)となります。
迫害:イスラームの宣教を開始してから預言者さま(صلى الله عليه و سلم)や教友たちは幾多の迫害を受けました。特にマッカ時代に受けた迫害は過酷なものであったでしょう。
【わが道のために迫害され、また奮戦して殺害された者には、われはきっとかれらから凡ての罪業を消滅して、川が下を流れる楽園に入らせよう。」これはアッラーの御許からの報奨である。アッラーの御許にこそ、最も優れた報奨がある。】(3-195)
【われは本当に(しもべたちの)近くにいる。かれがわれに祈る時はその嘆願の祈りに答える。】(2-186)
とあるようにアッラーは常にわたしたちを見守っていらっしゃいます。
アッラーのご加護と祝福がありますように
والسلام
السلام عليكم
祈りに応えられるアッラー(さまざまなハディースより②)
〈アナス(رضى الله عنه)によると、預言者さま(صلى الله عليه و سلم)は常々言われていた。「アッラーよ、心配、悲しみ、弱さ、怠惰、吝嗇、負債、人々からの迫害から私をお守りください。」اللهم أعوذ بك من الهم والحزن،والعجز،والبخل والجبن ،ضلع الدين و غلبة الرجال アッラーフンマ インニー アウーズ ビカ ミナルハンミ ワルハザン。ワルアジュズィ ワルカサル。ワルブフリ ワルジュブン。ワ ダライッダイニ ワ ガラバティッリジャール〉(アル=ブハーリー)
この祈りの言葉は預言者ムハンマド様(صلى الله عليه و سلم)も悩みや心配を持つひとりの人間であることを表していますが、普通の人との決定的な違いは預言者さま(صلى الله عليه و سلم)がウンマの統率者であり最高指導者であったことです。頂点に立つ人が祈りをささげていたことに、ウンマを率いる重責感が伝わってきます。私の感じた言葉の背景とこのハディースとは直接関係はないのですが、クルーアンの言葉を並べてみました。
心配:ウンマの指導者として人々を正道に導いているか、アッラーから与えられた使命と十分に果たしているか、反省と責任感による心配。
【かれらを(正道に)導くことは、あなた(ムハンマド)の責任ではない。アッラーは、御心に適う者を導かれる。】(2-272)
悲しみ:ウンマ建設のために生死を共にしてきた教友を失った悲しみを受け入れなければならない時。
【アッラーの道のために殺害された者を、死んだと思ってはならない。いや、かれらは主の御許で扶養されて、生きている。】(3-169)
弱さ:自分の判断に絶対の自信や確信が持てなかった時。
【アッラーは、あなたがたを弱い者に創られ、それから弱い者を後で、強壮にされ、強壮な者を弱い白髪になされる。かれは御自分の望みのままに創られる。かれは全知にして全能であられる。】(30-54)
怠惰:自らの使命に対し気を緩めそうになり自己を叱咤した時。
【あなたがた信仰する者よ、アッラーを畏れ自分の義務を果してかれに近づくよう念願し、かれの道のために奮闘努力しなさい。あなたがたは恐らく成功するであろう。】(5-35)
吝嗇:アッラーの道のために財産を費やすことに迷わないように自戒された時。
【言ってやるがいい。「仮令わたしの主の慈悲の宝物があなたがたの手中にあっても、それを費やすことを恐れて、あなたがたは必ず仕舞込むことであろう。」人間は常に吝嗇である。】(17-100)
【施した良いものは、完全にあなたがたに返されよう。】(2-272)
負債:負債を持たず、また死後に負債を残すことを恐れた時、他のハディースに、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلم)は、「殉教者は(人と人の間における)負債を除き、全ての罪は許される」とおっしゃています。負債を救済するための行為は施し(サダカ)となります。
迫害:イスラームの宣教を開始してから預言者さま(صلى الله عليه و سلم)や教友たちは幾多の迫害を受けました。特にマッカ時代に受けた迫害は過酷なものであったでしょう。
【わが道のために迫害され、また奮戦して殺害された者には、われはきっとかれらから凡ての罪業を消滅して、川が下を流れる楽園に入らせよう。」これはアッラーの御許からの報奨である。アッラーの御許にこそ、最も優れた報奨がある。】(3-195)
【われは本当に(しもべたちの)近くにいる。かれがわれに祈る時はその嘆願の祈りに答える。】(2-186)
とあるようにアッラーは常にわたしたちを見守っていらっしゃいます。
アッラーのご加護と祝福がありますように
والسلام