بسم الله الرحمان الرحيم
السلام عليكم
人間の祖である預言者アーダム(عليه السلام )は地上の代理人として至高なるアッラーが創造されました。
至高なるアッラーは、こう仰せになっています。
ー『またあなたの主が(先に)天使たちに向かって、「本当にわれは、地上に代理者を置くであろう。」と』(2:30)
至高なるアッラーは、預言者アーダム(عليه السلام )を自らの御手で土よりお創りになりました。そして形作られ、聖霊を吹き込まれました。
ー『泥から人間の創造を始められる。』(32:7)
ー『泥からあなたを創られたのは、かれの印の一つである』(30:20)
ー「至高なるアッラーは、地上のあらゆる所から寄せ集めた片手いっぱいほどの土で預言者アーダム(عليه السلام )をお創りになりました。このため、預言者アーダム(عليه السلام )の子供たちは、土の性質や色によって出来上がっています。その中には、白いものもあれば、同様に、黒や赤などもあり、またそれらの色が交わっているものもあります。また、それらは、悪い性質もあれば良き性質もあり、柔軟だったり、厳しかったり、またはその中間だったりします。」
(アハマド)
それから40年の間、その土でできた身体は、そのままの状態で置かれます。天使たちは彼の前を通って、その姿を見ると恐れました。イブリース(シャイターン)はその中でも最も恐れました。イブリース(シャイターン)は、彼の前を通った時、叩いて見ました。そうすると、ガタガタと陶器のような音がしました。
ー『(かれは)陶土のような乾いた土から人間を創られ、』(55:14)
「これは何かあるに違いない」と思い、イブリースは彼の口から入って見ました。そして、肛門から出た後、天使にこう言いました。
「恐れることはない。あなたがたの主はサマド(固体)であり、これはアジュワ(穴)に過ぎない。もし彼より力があったら、私は彼を打ち壊すだろう」
(キサス=ル=アンビヤー 36p)
ー「アナス(رضى الله عنه )によるとアッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は次のように言われました。『アッラーは天国でアーダム(عليه السلام )を形作ったとき、アッラーは御心のままにそれを放っておかれた。そこでイブリース(シャイターンの別称)は彼(アーダム)(عليه السلام )の周りを廻りながら彼を詳しく調べました。そして彼の空虚な内側を調べたとき彼が自らをコントロール出来ないように作られていることを知りました。』」
(サヒーフムスリム Ⅲ550p)
至高なるアッラーは、時が来て、アーダム(عليه السلام )の中に聖霊を吹き込もうとなされようと思い、その前に天使たちに「我が聖霊を吹き込んだら、彼、アーダム(عليه السلام )にサジダしなさい」と仰せになりました。
ー『それからかれ(人間)を均整にし、かれの聖霊を吹き込まれ、またあなたがたのために聴覚と視覚と心を授けられた御方。』(32:9)
アーダム(عليه السلام )は頭まで聖霊が吹き込まれると、くしゃみをしました。天使たちに「アル=ハムド リッラー(全ての称賛はアッラーに有)と言いなさい」と言われ、アーダム(عليه السلام )は「アル=ハムドリッラー」と言いました。すると至高なるアッラーは「ラヒマカ ラッブカ(あなたの主はあなたに慈悲をたれました)」と仰せになりました。
聖霊が彼の目に入ったとき、彼は楽園の果実を目にし、それが胃に入ると、彼は何か食べるものが欲しくなりました。それで、聖霊が足まで届いていないにもかかわらずに、楽園の果実のところまで急ぎました。
至高なるアッラーは以下の節でそれを言及なさっています。
ー『人間は気短かに創られている。』(21:37)
「アナス(رضى الله عنه )によるとアッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は次のように言われました。『アッラーはアーダムに聖霊を吹き込みそれが頭に達したとき、彼はくしゃみをし、【アル=ハムドリッラーヒ ラッビ=ル=’アーラミーン(世界の主であるアッラーに全ての称賛を)】と言いました。アッラーはそれに【ヤルハムクッラー(アッラーあなたに慈悲をかけられますように)】とお応えになりました」(イブン=ヒッバーン サヒーフ)
ー『仰せられた時を思い起せ。かれらは申し上げた。「あなたは地上で悪を行い、血を流す者を置かれるのですか。わたしたちは、あなたを讃えて唱念し、またあなたの神聖を讃美していますのに。」かれは仰せられた。「本当にわれはあなたがたが知らないことを知っている。」』(2:30)
人間の尊厳は、その意志の力で感情を制御し、それらを正しく働かせながら進歩発展するところにあります。しかし天使は、独立した意志を持たないものと考えられています。(日ア聖クルアーン、注釈21より)
ー『かれはアーダムに凡てのものの名を教え、次にそれらを天使たちに示され、「もし、あなたがた(の言葉)が真実なら、これらのものの名をわれに言ってみなさい。」と仰せられた。』(2:31)
「名」とは、ものの内面の性質や属性をも意味し、感覚を越えた面をも含みます。人間の性質の中には、天使には授けられていない感情上の資質があります。人間は愛しまた愛を理解することができ、これにより地上における、アッラーの代理者となり得る計画性と主導力をもつことになるのです。主から授かった、知識と才能を備える人間は、主の許しと指導のもとに初めて地上の管理ができるのです。現代科学技術の進歩も、この範囲を逸脱するものではありません。すなわちアッラーの許しと導きと助けのもとに、すべてのものの「名」が、開発せられ運営されているにすぎないのです。(日ア聖クルアーン、注釈22より)
ー「アブー・フライラ(رضى الله عنه )によると、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )に言われました。『アッラーはアーダム(عليه السلام )を身の丈六十腕尺のものとして創造なさった後、【行って、あの天使達に挨拶し、彼らが挨拶する言葉に耳を傾けよ。それがお前とお前の子孫の挨拶の言葉となるのだから】と命じられた。そこでアーダム(عليه السلام )は、【アッサラーム アライクム(あなた方に平安あれ)】とよびかけると【アッサラーム アライクム ワ ラフマトッラー(あなたに平安とアッラーのお恵みあれ)】と応えた。このように彼らは【アッラーのお恵み】を付け加えた。天国に入る者は誰でも、アーダム(عليه السلام )と同じ姿で入るのであるが、ただその身長は今日まで減りつづけている』」
(アル=ブハーリーⅢ 286p)
ー「アブーフライラ(رضى الله عنه )によると、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は『太陽が最も美しく輝く日は金曜日である。その日、アーダム(عليه السلام )は創造された。その日、彼が楽園に入れられた。そしてその日、彼はそこから追放された。」
(ムスリムⅡ 29p)
ー「アブーフライラ(رضى الله عنه )によると、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は、私の手をとって、次のように言われた。『アッラーは、土曜日に土を創り、日曜日にそれを使って山々を創り、月曜日は木々を創り、火曜日にはこまごまとしたものを創り、水曜日には火を創った。そして木曜日には動物たちをそれらの中に分布した。金曜日のアスル(夕刻)の後には、アーダム(عليه السلام )を創った。それは、この日の金曜日の最後(即ち、夕刻から夜の間)に創られた最後の創造物であった』」
(ムスリムⅢ 679p)
インシャーアッラー、続きます。
アッラーのご加護と祝福がありますように
و السلام
السلام عليكم
人間の祖である預言者アーダム(عليه السلام )は地上の代理人として至高なるアッラーが創造されました。
至高なるアッラーは、こう仰せになっています。
ー『またあなたの主が(先に)天使たちに向かって、「本当にわれは、地上に代理者を置くであろう。」と』(2:30)
至高なるアッラーは、預言者アーダム(عليه السلام )を自らの御手で土よりお創りになりました。そして形作られ、聖霊を吹き込まれました。
ー『泥から人間の創造を始められる。』(32:7)
ー『泥からあなたを創られたのは、かれの印の一つである』(30:20)
ー「至高なるアッラーは、地上のあらゆる所から寄せ集めた片手いっぱいほどの土で預言者アーダム(عليه السلام )をお創りになりました。このため、預言者アーダム(عليه السلام )の子供たちは、土の性質や色によって出来上がっています。その中には、白いものもあれば、同様に、黒や赤などもあり、またそれらの色が交わっているものもあります。また、それらは、悪い性質もあれば良き性質もあり、柔軟だったり、厳しかったり、またはその中間だったりします。」
(アハマド)
それから40年の間、その土でできた身体は、そのままの状態で置かれます。天使たちは彼の前を通って、その姿を見ると恐れました。イブリース(シャイターン)はその中でも最も恐れました。イブリース(シャイターン)は、彼の前を通った時、叩いて見ました。そうすると、ガタガタと陶器のような音がしました。
ー『(かれは)陶土のような乾いた土から人間を創られ、』(55:14)
「これは何かあるに違いない」と思い、イブリースは彼の口から入って見ました。そして、肛門から出た後、天使にこう言いました。
「恐れることはない。あなたがたの主はサマド(固体)であり、これはアジュワ(穴)に過ぎない。もし彼より力があったら、私は彼を打ち壊すだろう」
(キサス=ル=アンビヤー 36p)
ー「アナス(رضى الله عنه )によるとアッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は次のように言われました。『アッラーは天国でアーダム(عليه السلام )を形作ったとき、アッラーは御心のままにそれを放っておかれた。そこでイブリース(シャイターンの別称)は彼(アーダム)(عليه السلام )の周りを廻りながら彼を詳しく調べました。そして彼の空虚な内側を調べたとき彼が自らをコントロール出来ないように作られていることを知りました。』」
(サヒーフムスリム Ⅲ550p)
至高なるアッラーは、時が来て、アーダム(عليه السلام )の中に聖霊を吹き込もうとなされようと思い、その前に天使たちに「我が聖霊を吹き込んだら、彼、アーダム(عليه السلام )にサジダしなさい」と仰せになりました。
ー『それからかれ(人間)を均整にし、かれの聖霊を吹き込まれ、またあなたがたのために聴覚と視覚と心を授けられた御方。』(32:9)
アーダム(عليه السلام )は頭まで聖霊が吹き込まれると、くしゃみをしました。天使たちに「アル=ハムド リッラー(全ての称賛はアッラーに有)と言いなさい」と言われ、アーダム(عليه السلام )は「アル=ハムドリッラー」と言いました。すると至高なるアッラーは「ラヒマカ ラッブカ(あなたの主はあなたに慈悲をたれました)」と仰せになりました。
聖霊が彼の目に入ったとき、彼は楽園の果実を目にし、それが胃に入ると、彼は何か食べるものが欲しくなりました。それで、聖霊が足まで届いていないにもかかわらずに、楽園の果実のところまで急ぎました。
至高なるアッラーは以下の節でそれを言及なさっています。
ー『人間は気短かに創られている。』(21:37)
「アナス(رضى الله عنه )によるとアッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は次のように言われました。『アッラーはアーダムに聖霊を吹き込みそれが頭に達したとき、彼はくしゃみをし、【アル=ハムドリッラーヒ ラッビ=ル=’アーラミーン(世界の主であるアッラーに全ての称賛を)】と言いました。アッラーはそれに【ヤルハムクッラー(アッラーあなたに慈悲をかけられますように)】とお応えになりました」(イブン=ヒッバーン サヒーフ)
ー『仰せられた時を思い起せ。かれらは申し上げた。「あなたは地上で悪を行い、血を流す者を置かれるのですか。わたしたちは、あなたを讃えて唱念し、またあなたの神聖を讃美していますのに。」かれは仰せられた。「本当にわれはあなたがたが知らないことを知っている。」』(2:30)
人間の尊厳は、その意志の力で感情を制御し、それらを正しく働かせながら進歩発展するところにあります。しかし天使は、独立した意志を持たないものと考えられています。(日ア聖クルアーン、注釈21より)
ー『かれはアーダムに凡てのものの名を教え、次にそれらを天使たちに示され、「もし、あなたがた(の言葉)が真実なら、これらのものの名をわれに言ってみなさい。」と仰せられた。』(2:31)
「名」とは、ものの内面の性質や属性をも意味し、感覚を越えた面をも含みます。人間の性質の中には、天使には授けられていない感情上の資質があります。人間は愛しまた愛を理解することができ、これにより地上における、アッラーの代理者となり得る計画性と主導力をもつことになるのです。主から授かった、知識と才能を備える人間は、主の許しと指導のもとに初めて地上の管理ができるのです。現代科学技術の進歩も、この範囲を逸脱するものではありません。すなわちアッラーの許しと導きと助けのもとに、すべてのものの「名」が、開発せられ運営されているにすぎないのです。(日ア聖クルアーン、注釈22より)
ー「アブー・フライラ(رضى الله عنه )によると、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )に言われました。『アッラーはアーダム(عليه السلام )を身の丈六十腕尺のものとして創造なさった後、【行って、あの天使達に挨拶し、彼らが挨拶する言葉に耳を傾けよ。それがお前とお前の子孫の挨拶の言葉となるのだから】と命じられた。そこでアーダム(عليه السلام )は、【アッサラーム アライクム(あなた方に平安あれ)】とよびかけると【アッサラーム アライクム ワ ラフマトッラー(あなたに平安とアッラーのお恵みあれ)】と応えた。このように彼らは【アッラーのお恵み】を付け加えた。天国に入る者は誰でも、アーダム(عليه السلام )と同じ姿で入るのであるが、ただその身長は今日まで減りつづけている』」
(アル=ブハーリーⅢ 286p)
ー「アブーフライラ(رضى الله عنه )によると、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は『太陽が最も美しく輝く日は金曜日である。その日、アーダム(عليه السلام )は創造された。その日、彼が楽園に入れられた。そしてその日、彼はそこから追放された。」
(ムスリムⅡ 29p)
ー「アブーフライラ(رضى الله عنه )によると、アッラーのみ使い(صلى الله عليه و سلام )は、私の手をとって、次のように言われた。『アッラーは、土曜日に土を創り、日曜日にそれを使って山々を創り、月曜日は木々を創り、火曜日にはこまごまとしたものを創り、水曜日には火を創った。そして木曜日には動物たちをそれらの中に分布した。金曜日のアスル(夕刻)の後には、アーダム(عليه السلام )を創った。それは、この日の金曜日の最後(即ち、夕刻から夜の間)に創られた最後の創造物であった』」
(ムスリムⅢ 679p)
インシャーアッラー、続きます。
アッラーのご加護と祝福がありますように
و السلام