ニッカ 伊達
宮城県限定のウイスキー
宮城峡蒸留所でつくられたニッカ独自のカフェモルトと
カフェグレーンのブレンデッドウイスキー
カフェモルト?
カフェグレーン?
あまり聞きなれない言葉ですね
宮城峡には、カフェ式蒸留機という旧式の連続蒸留機が設けてあります
それを使って、モルト(大麦麦芽)とグレーン(穀物)を原料に蒸留して作られたウイスキーを
ブレンドして「伊達」を作ったということです
カフェ式蒸留機とは
1831年 イーニアス・コフィー(カフェ)が特許を取得(発明は、1826年ロバート・スタイン)
連続式蒸留機はコフィーの名をとってコフィー・スチルと呼びます
現在の改良を重ねて、旧式のコフィー・スチルを使用する蒸留所はスコットランドでも
少ないらしく(宮城峡の見学の際は、「ない」と言ってました)
それをあえて使用しているということでした
長所は、連続式蒸留機のわりに重たいフレーバーが出る
短所は、ロスやメンテが大変
このカフェ式蒸留機をあえて使うところが
ニッカウヰスキーらしいですね
香りは、乾燥した麦芽、少し硫黄、さわやか
味は、フルーティーで飲みやすく、クリーミー
余韻は甘くビター
熊本では手に入らない
宮城県内でしか販売されていないウイスキーです