創作 ポエム集 ((o(。・ω・。)o)) 『静音のカタルシス』 ~今日の涙と叫びを明日の笑顔と歓喜に~

他の誰でもなく私の言葉をクラウドの中へ、タイムカプセルのように埋める。見知らぬあなたのエールとなりますように。

努力の成果

2018年02月27日 22時30分39秒 | ポエム


頑張っているのに成果が伴わないのは

空振りしているのであろうか

いきあたりばったりだからなのであろうか

無駄な事ばかり追いかけているのであろうか

楽観的すぎるのであろうか

走っている方向が違うのであろうか

目的地を通り過ぎているのであろうか

基本をおざなりにしているからであろうか

何かに取り憑かれているのであろうか

身の丈にあっていないからであろうか

まだこれから先なのであろうか

誰かに先を越されたのであろうか

思い込みと口先だけなのであろうか

極々普通レベルにしか達していないのであろうか

果たしてただ頑張っていないだけなのであろうか

【エッセイ】ナイフと包帯

2018年02月22日 00時37分43秒 | ポエム


言葉は時に包帯となり。またあるときにはナイフになる。 

言葉は人の心を傷つける。意図的であろうと、知らず知らずのうちであろうと大差ない。 

傷ついた心を癒やすのもまた言葉。本気であれ嘘であれその場の心境にパズルのように合致さえすれば、癒やされる。

人を平気で傷つける人、それも幾度となく。悪魔なのであろうか。心が腐敗しているのであろうか。きっとそうではないであろう。本人は傷つけている自覚がないのだ。
傷ついた言葉を吐いた人へ、その言葉傷つきますって知らせてあげるべきなのであろうか。効果のある場合もあるが、本人に悪気がない場合は期待値は低い。

誰か第三者に伝えてもらうことができるのであれば、効果があるかもしれない。けれど第三者の選定も至難だ。

本気で訴えかけるか、ストレスを溜めるかのいずれかしかないのであろう。


2018年02月22日 00時19分41秒 | ポエム


君に期待させがっかりさせる僕は

羽のない烏だ

白色のペンキを染めた烏だ



君に付きまとう自分勝手な僕は

輝くものを巣に持ち帰る烏だ

鷹が仕留めた鳩を狙う烏だ



無気味な黒い羽

心をどんよりさせる鳴き声

怪し気な眼光

僕はまさしく烏じゃないか


僕の中

2018年02月18日 23時57分20秒 | ポエム


どんだけ探し回っても

僕の隣はいつも

君の幻像

僕は螺旋階段を延々と登り続けているような

夢から脱却できずにいるのであろうか

僕の右手はいつも

中身のないギフトボックスのように

虚無を握っている

僕の心からの笑顔は

君が源泉だ

今僕のすべての血液の成分は

君が100%だ

まるで高層マンションの

全ての居住者が君であるかのように


心の濤

2018年02月17日 00時53分21秒 | ポエム


心の海にある

濤は穏やかよりも

荒れているくらいがいい

引き寄せられて

高く打ち上がったり

一気に堕ちたり

一直線よりも

動きがあった方が楽しい

沈むことがあっても

騰がるときさえあれば

何もないよりずっといい

だからこのまま

あともう少しだけ

迷惑をかけるからね


大人感

2018年02月08日 00時22分43秒 | ポエム

抑えきれない昂ぶりを

大人として

凍結保存するね

溢れる気持ちは重たくなるから

風船を膨らますかのように

ひと息ずつ

伝えていくよ

あんまりゆっくり過ぎても

いつまでたっても

風船は膨らまないから

息の調節は難しいけれども

大人として

成し遂げる

大魚を釣るのに

焦ったらすぐに引きちぎられるように

大幸も焦ったら

切れてしまう

大人感を求められているのだから

大人を演出しなければだよね

きっと