思い返せば君は
一番星だったね
ひときわ誰よりも輝いて
僕の目には君の輝きだけだった
近くにいるように
錯覚していたけれど
どれだけ君に近づいていこうとも
一向に縮まらない
君と僕の距離
押したり引いたり
駆け引きしても
距離は何も変わらない
それだけ遠く遠くに
君がいた事
懸命に追いかけていた時には
気づかなかったよ
もう会えない
願いが叶うことがない
だから
思いが募るんだ
またどこかで会えるかもしれない
願い続けていれば
いつかいつか
叶うかもしれない
ゼロではない可能性に
大きな期待を
寄せるんだ
頭の中で理解している事でも
気持ちとかけ離れている事なんて
たくさんある
手に入らないから
欲求の袋の中に
思いが閉じ込むんだ
もしも再び出逢ったり
願いが叶ったならば
きっとこんなにも
想わないだろう