どこへ向いて歩いたら
幸せに巡り合えるのだろう
上を向いても下を向いても
左を見ても右を見ても
幸せの片鱗はどこにもない
ただ不安や鬱屈した気持ちだけが
蜂の巣を突いて飛び出す蜂のように
一気に襲ってくる
眠りの夢の中だけにある幸せ
夢から醒めたないで
ずっと夢の中に留まれたなら
幸せのままでいられるのに
悪夢よりも現実は虚ろで息苦しい
雨曝しのままこの先も今まで通り
この場に何もしないで佇み
侵蝕していくよりも
何もないからこの場所に
基礎を固めて土台を固めて城を築く
肉体、智識、精神
何でもいいから鍛えていくうちに
きっと濠ができ郭ができる
ただそう信じるだけでも
強くなれる気がする