日常と想い出

いつもと同じ日々が

普段とは違う経験

思い出をつくる



同じ日々のくり返しが

思い出を際立たせてくれる



日常を飽くこともあるけれど

日常が想い出の色となる

夜の慟哭

月光に暴かれた白雲は

まるで冬の夜空に佇む我が吐息



夜雲に隠された束の間の闇の主は

まるで我が身の映し鏡



大地に突き抜ける風は

まるで我が果実を知らない心

第一印象

第一印象

今までに知り合った中で

雰囲気や顔かたちの酷似した

人達のイメージを

パズルのピースに使う


そんなイメージを当て嵌めても

同じ人なんて誰ひとり

いないのだから

当てはまるはずなんて

ないのにね

落ちこんだあなたへ

失敗を悔んで

鬱然と視線を落として

地へ集めてばかりいると

訪ねてきた好機に

気がつく事なく擦れ違ってしまうよ



いつでも足元を凝視していたり

天を仰いでばかりいたならば

好機が舞い降りても

肩から滑り落ちてしまうよ



胸を張って堂々としていれば

好機がぶつかった時に

身体全体で受け止めれるから

毅然としていようよ



落ち込むだけでは

何も始まらない

落ち込む原因を作ったのは

あなた自身だけれど

立ち直って歩き始めるのも

あなた自身