バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

納本の義務

2008-05-28 12:23:42 | 
 今朝のニュースで国立国会図書館の納本が守られていない、とやっていた。
 学生の時に受けた図書館法の授業で、本を出したら国立国会図書館に1部納めるのが義務ですと先生に言われ、「そんな日が来たらなー」なんてうっとりしたもんです。出版したら、もちろんすぐさま届けます!と思っていたのに。
 昨年画集を出したときには、このこと頭の片隅にあったのに、出版と展覧会が重なり、ドタバダしているうちすっかり忘れていました。
 早速、国会図書館に問い合わせすると「きちんと製本されていますか? 部数はどれくらい出したのですか?」といくつかのやりとりのあと、「では1部送って下さい」とのことです。
 このシステムは60年前からのことなので、ここ60年間の全ての出版物を蔵書し続けているのだから、相当の規模になるよねー、本当になんでも所蔵してくれるの?? こんな疑問は電話のやりとりですこーし強まったけど、送ることは義務のはずだから、とりあえず送ってみます。
 ついでにいくつかの高名な美術館の図書館に画集寄贈の旨連絡入れると、二つ返事で送って下さいというところと、中身を吟味した上で書架に置くか、倉庫に保管になるかを決めますとのことでした。どうやら倉庫行きは、不良在庫みたいな扱いらしい。
 みくびんじゃないよ、届いてビックリするよー、と思うものの、送られた出版物の80%は倉庫行きだと言われ、書架に並ぶってことは難関大学に合格するようなもんですね。ここはひとつチャレンジのつもりで送ってみるということです。

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1 コメント

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Unknown (ピチピチギャル)
2008-05-28 23:42:05
いいですね、チャレンジ。
20%にかけてみましょう!!
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