バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

本日は休業なり

2010-01-06 10:08:14 | バネ
 冬期講習昨晩で終了し、ようやく一息ついている朝。
 毎日中学生の数学問題一緒に格闘するわけで、相似だの、3平方の定理だの、そして線分比が、面積比がなどと頭一緒にひねっていた。たいがい中学生は「なんでこんな勉強するんですか?」って逃避の質問してくる。それにはそれなりの理由があるけど、もはや私が一緒に解くにはまた別の意味がある事を実感。大人の脳トレ。人の名前がすぐ出てこなかったり、思い出そうとすると頭キーンってなるのに、数学解いている時ならないんだよね、キーンッって。まだ大丈夫?
 そして次に国語。入試問題になるだけあって研ぎすまされた文章が多く、いつも、へー、なるほどと新たな発見があるから、中学生の国語の授業は楽しい。
 「常識」っていうのは身内で成り立つ尺度で、それは周囲と合致しているか擦り合わせしないといけないし、それが合わない時に相手に対して「常識を知らない!」と怒ってはならない。ふん、ふん、なるほど。そして文章は続く。さらに日本人はと、日本人大好きな日本人論が展開される。こうなるとフムフム、ホーを繰り返しながら読むから、国語の授業っておもしろい。その面白さを、噛み砕いて説明してあげると、中学生も一様にホーって顔するから、一層おもしろい。小学生だとこうはいかない。字面捉えるだけだから、分かりやすくしようと身近な例いれながら説明すると、その例え話に本質見つけた気になって、肝心の本論を流されてしまう事が多い。さらに悪い事には、例え話が本当の話になって家に帰って「今日こんな話聞いてきた」と披露するらしいから、例え話の入れ方に気をつけないといけない。

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