バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

おむすびよりおにぎり

2011-09-20 14:20:37 | ライフスタイル
「おひさま」の安曇野のそばやはセットなんですよね。背景の山や自然の空気感を絵なのか写真なのかわからないけど、まるで本物のように作ってしまう美術さん達の技術はすごいです。でも所詮セットはセット。見ている方は理解しているから、ホースで勢いよく散水するのはやめて頂きたい。スタジオ大丈夫なんだろうかって余計な心配して見ることになるから。
 長野の家に行くと、裏手からジャーって草を刈る音が。あわてて階段をかけのぼり北側のカーテンを開けると、裏の空き地で草刈りしていた。裏手の空き地となっている土地に、背丈以上の草が伸び,土地の形状が確認できなくなっていた。草刈りをすれば全体像がわかるからこの日を待っていた。それに草刈りおじさんの後ろを鳥達がついて歩く牧歌的な景色を見ることもできる。草は端から順に勢いよく刈り倒され、徐々に土地の形が見えてきた。辺り一帯に草の匂いが漂う。しばらくおじさんの仕事を見る。裏手には点々と家が立ち並びその突き当たりは山。南に回ると窓一杯に入る山。東は上田盆地が広がるその先に烏帽子岳や浅間山をおがみ、西からは岳の山やお寺や神社の山が迫る。どの窓にも山がある。セットではここまでできないでしょ,悪いけど。
 実家で法事を終え,その足で新潟の大会に行った。朝早く出発するからって、母がマスを焼いておにぎりを持たせてくれた。炊きたてのご飯に焼きたての魚。香りの良い海苔。そして調度いい塩味。そしてなにより、ちょっと武骨で,ちょっと大きくて,程よい握り具合。なかなかこれだけのおにぎりは作れないと思う。弱く握っては崩れてしまう。この握り加減はいまだに真似できない。帰路、新潟のサービスエリアで特産コシヒカリおむすびを購入。期待はしていなかったけど、期待はずれの味。これは機械で製造したんでしょ。やっぱりおにぎりは人の手でにぎらなきゃ。何だって本物には勝てないね。


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