バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

目薬と格闘の日々

2010-07-18 22:02:02 | 川上犬
 バンの目薬と格闘すること数日。あの手この手の試行錯誤の毎日。
 二度同じ手は通用しない。
 まずエリザベスLサイズをホームセンターで買って来て装着。これすら警戒バリバリになるから大騒ぎして付ける。が、サイズが小さい。だから目をこすることができる。流石に前足でゴシゴシはできないけど、後ろ足では余裕でできるからあまり意味ないけど、一度付けたら今度ははずすのも大騒ぎだからとりあえず付けておこう。
 keiさんのアドバイス通りバネの机の上に乗せて背後からチャとやる。これは一度目は成功したけど、二度目はだめ。どんな方法をとっても二度目はその行動の入口で警戒されて、冷静な状況でなくなってしまう。だから毎回バンにとって新バージョンを繰り出さないといけない。これを一日に数回。だから最近はネタが尽き、最終手段の力づくしか方法がないのです。「なんてバンは頭がいいの」って感心する人いるけど、本当に頭がいいなら、目薬受け入れるでしょ。
 子育てで目薬で苦労したことあっただろうか。話せない幼児の頃にも話して聞かせればそれなりに理解し受け入れてくれた記憶がある。やっぱり犬は犬。失明の危機にあることをいくら諭してもなんの改善もないんだから。語っている最中、うっとり表情で居眠りするオバカ犬。
 目薬をさす。こんな何でもないことが、これほど大変なことだったなんて。O川コーチによると、多分keiさんから聞いたんだと思うけど、最初は4人掛かりでがっちり押さえてやり、うまくいったらジャーキーをすぐあげて褒める。次ぎは3人でやり、そうやって人の数を減らし、なんでもなくできるようにするのだそうです。
 もう今更4人でジャーキー作戦は無理だし。何事も最初が肝心ということですね。