バネの風

千葉県野田市の「学習教室BANETバネ」の授業内容や、川上犬、ギャラリー輝の事、おもしろい日常を綴ります。

不法投棄はしない、させない

2009-10-21 13:30:54 | ライフスタイル
 バンの散歩に行くと、聞き慣れたミュージックが。それは先日乗った不法投棄するな!と訴えるパトロールカーの音楽。数時間聞きっぱなしだったから、耳についたあの曲とメッセージ。先日おじいさんとコンビを組み回った地区にはほとんど不法投棄は見あたらなかった。いつもバンの散歩行くところなら一杯あるのにナーと思うけど、ルート事前に組んでいたおじいさん運転手のハンドルに任せるままの3時間なのでした。裏道の角で車を先に行かせるべく脇に寄って待つと、通り過ぎたパトロールカーの助手席に乗っているのは、先日の我がパートナーでした。「こっちはいっぱいあっぺ」と思ったことでしょう。
 パトロールカーを見送り工場の角を曲がると、段ボールの不法投棄が!だめではないですか、こんな所に捨てては、と思ったのかバンはその箱に近づき、顔をつっこうもうとする。まさか、中に死体が!と一瞬いやな予感。すると箱がガサガサ動き、なかから白い物がワーと出て、お互い3メートルくらい飛びのいた。
 なんとなかから飛び出したのは、大きなニワトリ。しばらく箱に詰め込まれていたのか、状況がつかめないニワトリはしばらくジッとしているが、すぐさまカラスがやってきて、工場の屋根から下をのぞきこんでいる。どうなってしまうのか。結局、そこにニワトリを見捨てて帰るしかないのです。

 
 

循環社会を目指す

2009-10-21 12:26:48 | ライフスタイル
 週末の合宿の保険加入の為、農協へ行ってきた。待っている時間、ゴミのリサイクルの本を読む。その本の前書きによると、土の養分を吸って育った植物をそのまま土に返せば、土はやせないという神話があり、人々は土に養分をやらなすぎる。しかし今は消毒だのの影響で、そのまま土に返せない事が多く、このままでは土がやせてしまう。などとの書き出しで生ゴミリサイクルを進める本であった。
 やっぱりそうなんだ。草取りやりながらつくづくこう思っていた。こんなに育つ草たちは、結局の所うちの土から養分を奪っているわけで、こんなの放置していたら土カスカスになってしまうではないか!と。ズンズン育つ草や木を土に戻せば循環するわけで、やっぱり昨日の草木の残骸は庭で腐らせればよかったと思いながら家に戻る。その途中、雑草回収車とすれ違う。トラックの荷台に高く積まれている葉っぱは、まさしく昨日片づけた我が木。あー、遅かった。遠ざかるトラックをバックミラーで見送ると、荷台で木々がゆさゆさ揺れていた。

 
 袋に入りきらず、残しておいたお宝