最近のレポに「レポートみたいな」とつけるの忘れてた。
タイトルが長すぎてるのと、完全に忘れていたのと。
これでは本当にレポートみたいじゃないか。
私のは日記で、セトリとかMCとかみんなが期待しているところはうろ覚えで雰囲気です。
レポートみたいなもので、レポートではないのです。
簡単な報告ニャオ。
でも、18歳未満の方や乙女心をもった方や心の弱い方は読まれるのをおやめくだされ。
ええ、18禁です。
久しぶりの生音、久しぶりのリトガレが楽しみだったのである。
長いイベントのようだったので、
リトガレピンポイントで見に行くことにした。
リトガレに興味津々のさくらさんと参戦。
ちょっと早く着いたので焼き鳥屋で小腹を満たして出陣なのである。
ほぼ親富孝沿いの地下にGrafはあった。
出演バンドらしい人たちが、
地べたに座って最終音チェックしていたり、
搬入していたり。
アインシュタインファクトリーというこのライブハウスの定期イベントみたいだけど、
徒然なりにし天雲という超若手突出行橋バンドの全国ツアーのファイナルに、
今回は北九州系の若手バンドがたくさん出るみたいだ。
リトガレは8時からってことでそのセットが見られるくらいの時間にライブハウス入り。
リトガレのマネージャーさんが話をしてくれてたのでチケットは取れていたけど、
受付では「直接リトガレに払ってください」と言われて、
ドリンク代しか取られなかった。
…こんなことあるのか。
小さなBARがあったのでジントニック注文。
リトガレの巨大なベーシストが歩いている。
もうすぐなんだな。
前バンドが終わったようなのでフロアに行ってみる。
いかにも小さなライブハウス。
150人くらいだろうか？
音は回りそうな感じだった。
そして、
さっそくセットが始まる。
あ、久しぶりのリトガレメンバーだ。
ベースはベーアンに向かってチューニング。
ドラムはスネアを付け替えている。
ドラムセットは共通でスネアだけ替える方式らしい。
セットチェンジが10分くらいだからいた仕方ないだろう。
そして出た！タカシ’Sエフェクターボックス。
開けたらビッシリつまっている。
でも、あれ？こんなもんだったっけ？天神まで来ているからちょっといつもより少なめかな？と思ったら、
もう一個、いっぱいペダルつまってるの出てきた！
ずらーり並んだ要塞は壮観。※写真撮りたかったけど、ライブ前ピリピリ最高潮だったので無理。ライブ後もサッサと片付けで無理。
ちゃんとあの七色に光る電動○○○も丁寧に要塞に並んでますのよ。
さくらさん、初めての要塞エフェクターボックスにビックリ。
さ「長ー！」
客電が落ち、
登場SEバッハG線上のアリアが流れる。
リズム隊から登場。
で、いつものように始まった途端にトンであまり記憶にないのだが、
セトリはこちら。
まずはGrandeurという曲で、
その名の通り気高く威厳のある綺麗な曲です。
6拍子になるんだろうか？
リズム隊が強弱つけて音の波が押し寄せてくる。
atomic Fissionはリズムからどんどん音が無限に広がっていく恐ろしさがあるような曲で、
途中で全然違う曲のように疾走していきますわ。
あれがatomicの脅威だな。
ホント。
恐いものに飲み込まれていくのですよ。
白鳥の死骸は白鳥の嘆きのようなギターが入る曲。
ものすごい変拍子だけど、
まったくリズム隊揺るがずですわ。
不気味な曲のですが、
まあ、あの、タカシさんがおかしな感じで動き回っているので、
不気味に気を取られずに楽しめます。
大丈夫です。
宇宙戦争は多分あの地響きするようなリズムの曲だと思うが、
音源持たずよくわからんです。
大丈夫です。
おかしな感じだから大丈夫です。
BAD TRIP HIGHWAYはかなりロックンロールな感じで好みでした。
ベースさんが太いシャウトしてかっこよかったです。
こんどのアルバムに入っているのかな？楽しみ。
ほんで、
ライブの様子はどういう感じかというと、
ただひたすらリズム隊はリズムを刻んでおります。
タカシさんは半分くらいしかギター弾いてません。
ええ、半分の時間はクネクネしたり、頭ブンブン振っていたり、
座り込んでエフェクターのなんかを切り替えてたり、いじくりまわしていたり、
ピンクレディーUFO的膝と手カクカクしているけどドンドンずれていってたり、
指揮棒出してリズム隊に向けて指揮したり、指揮棒で自分のビーチク刺激してみたり、
ギター持ち上げて頭の後ろに持って行って、弾く曲芸するかと思いきや、特にせずにおしりを振っていたりですわ。
で、弾いたらウメーー！！
テレキャスがテレキャスッ☆ていうギャンギャンした音出す。
壮絶なカッティングにウォー！ってなっていたら、
すぐやめてゴロゴロしているんですよ。
おねがい！ちゃんと弾いて！いや弾かないでいい！もっともっと！まだまだ！とじらしプレイされてるのですよ。
そしてギター聴きにとって不完全燃焼に終わる。いい。それでいい。
ピック咥えて指弾きするのがいい。美しい。
途中でスプレーボトルネック。いい、来るぞ～！と思ったら、
やはりスターリンでおなじみの七色に光る電動○○○もでてきましてですね、
ウネウネボトルネックしーの、みんなにみせびらかしーの、握りーの、こすりーの、咥えーの、おっ立てて座りーのピーーーーーーー（自粛）。（←あ、ほとんど書いてた）
MCは主に「ニャオ」「パオパオ」です。
その合間に「おい、手を挙げろパオ。引くなよぅ」「こないだ北九州出て初めて下関でライブしたニャオ。筆おろしです」とタカシ節。
ええ、どん引きの御仁もいらしましたわ。
行け行けタカシ！もっと引かせるのだ！
で、
後ろからさくらさんの笑い声がヒーヒー聞こえる。
タカシさんにイかされましたな。
もう、
ライブハウスはリトガレの不思議空間に包まれる。
最後はギターにウネウネボトルネック放置プレイですわ。
あー凄いプレイ。
あーおもしろい。
あー物足りない。
もったいぶらないで、もっとギター聞かせろよぅ。
このもっともっとな感じでまたライブに通うのだな。
全編あのギターが鳴っていたら、
きっと大満足してしまう。
それではタカシプレイではないのだ。
私はリトガレの奴隷です。
チケット代と以前送ってもらった音源代も払わないといけなかったので、
終演後にタカシさんとマネージャーのメグミさん（超カワイイ）とお話しする。
タカシ'Sカリスマ性が壊れてはいけないので詳しく書かないけど、
音に対するこだわりと自負が常軌を逸していて、
私の目に狂いはなかったと思った。
これくらいオカシイレベルの音に取り憑かれた人がフロントマンってのがいい。
それについて行くメンバーがいい。
タカシさんのリズム隊に対する信頼感にキュンとなった。
巨大なリズム隊の上で遊ぶ小柄なタカシさんというバンドバランスがいいのだ。
北九州では、
MJQ、TOUCHーME、武藤＆ウエノ、レディキャロなどそうそうたるメンバーのタイバンに指名されて、
可愛がられているのがわかる。
キュウちゃんから「リズム隊がいい！」と褒められたそうだし…リズム隊。
ライブの主催者らしき人（店長さん？）が通りかかって、
「今日はよくやってくれた！爪痕を残したな！それでいい！」と褒めちぎっていた。
爪痕も傷痕もトラウマも残したぞ！それでいい！と、私も褒めちぎっておきます。
ライブ続くからどうしようかなと思っていたけど、
やはり18日の小倉ギャラリーSOAPに行きます。
音源もほしいし。
イラストはええ、爪痕が残らないように配慮しました。
あれ十手ですから。
大丈夫です。
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