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BARBLESS 課外活動

「断じて頑張りません!
だって、釣りって、自然破壊だから。」
Oh~なんという名言!
言い訳はこれからコレにしよう

一人で探検。

2010-09-27 | Weblog
先週の漁獲高向上委員会は、実に楽しかった。

つーさん宅はあまりにも居心地が良く、週1ぐらいで通いたくなっちゃう。


ということで、酔っぱらったせいで 先週はほとんど釣りはしなかった。

“ほとんど”ってことは、多少行ったってことなのだが・・・

釣れもしないゴロタ場でペンシル投げたり、裏を流れるミシシッピヨシノセ川でナマー狙ったり・・・

玉砕でございました。





で、今週。

ひでお先生、月曜日に休みを取られたようで、

『連絡を待つ』とだけ言い残し、去って行かれました。

なので日曜の夜、

『今から出撃します』とメールしたら、どうやら女子のところに居られたらしく、

『ひとりで行ってよし!』ってことになった。



ひとりで行くならやっぱ不気味な方がいいでしょ~

僕は“不気味な水域”に向かった。





今回は、潜入ルートを変更してみた。

もっと奥地を目指すために。

真夜中の草原を一人で彷徨った・・・



草とクモの巣を掻き分け歩く。

ほとんど迷子状態・・・

水辺近くには険しいブッシュ帯が続いていて、なかなか近づけない。


ようやくブッシュの薄い箇所を見つけ、入水する。

帰りにまたここに辿り着けるよう、漂着していた竹を突き立てておいた。

これでよし!

さてと ヤルか!


頭上のお月様はうっすらと雲に覆われていたが、不気味さを半減させるほどの光量を放っていた。

どうせなら、とことん不気味な方が 普段の生活じゃ味わえない冒険心をくすぐられてワクワク感が増すのだがな・・・

しかし、その光のおかげで、水中にあふれる生命感が感じ取れた。

すごい量のベイトが居る。

水面を飛び跳ね逃げ惑うヤツらもいる。

ジュボッと吸い込まれる音も聞こえてくる。

最高の舞台が、そこにあった。


焦っていないフリをして、タックルボックスを開ける。

んん・・・お前でいくか。

自作のペンシルベイトを結んだ。

しかし、2投で交代。

月明かりがあっても、さすがに遠くのルアーは視認できない。

動きの見えない状態でドッグウォークさせるのは、もうちょっと気持ちを落ち着かせないとキツかったから。


次は誰いく?


ボックスの底の方の、自作の駄作のヤツと目が合った。

お前、行ってみるか・・・


動かしてやらないと、なにも動かないルアー。

飛行姿勢も行儀悪く、すぐにフロントフックがラインを引っ掛けてしまう問題児。

“多い日夜用”を大きくした失敗作だ。


その1投目、

魚を連れて帰ってきた。



サヨリ。逃げ惑ってるヤツ。

この問題児とサヨリ、キラメキ感とサイズがシンクロして見えた。

ちょっと信頼してやってもいいかな?この問題児も。




それから2投目のことだった。

着水してからハンドルを3回ほど回した時、

“ごごっ”とキタ。

「いっせえのぉせっ」とアワセを入れると、遠くで水柱が立つのが見えた。



幾度かのエラ洗いの末、



60cmぐらいかな?シーバスだ。


釣りを開始して10分ぐらい。

こりゃあ20匹ぐらい釣れちゃうな?















しかしその後、あまりにも何の反応も得られないから、

やっぱり問題児ルアーを使い続けることに対して疑問符が・・・

市販の優秀なミノーに代えた。

いろいろ試した。


そして、ポッパーに代えた。

同じトップウォーターでも、ペンシルとちがってポッパーはサウンド(?)

暗闇でも聴覚で使える。

わりと早いテンポで、一定のテンポで操作した。




何投目かで、

“ズバンッ”と出て、弾かれて、

そしてまた“ズバンッ”と出た。

一瞬ロッドに乗った感触があったが、フッキングには至らず・・・

うわ~、これは面白いかも・・・


その後しばらくの沈黙の後・・・・

前方2時の方向15㍍先で、ズバッとサヨリが吸い込まれる。

急いで回収したポッパーを2時の方向に そっと投げる。

『吸い込め』『吸い込め』と唱えながらポッピング・・・・




ズボッ!

たまらんわ~














こいつは50cm無いかな~

でもウレシイ!

このシーバスを釣り上げたころを境に、

月を覆っていた薄い雲が晴れた。

そして海が静まりかえった。

サヨリのざわめきが消えた。

サヨリが消えたわけじゃない。

“ざわめき”だけが消えたのだ。



つまり、シーバスが消えたのだ。


こんなにも月光が影響するのか・・・・


まあいい。

もう十分楽しんだ。


突き立てた竹を目印に、帰路についた・・・



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今年も夏は終わるのね

2010-09-13 | Weblog
“お船にのってお魚を釣る”そんなみずのんの夢は、悪天候という“超えられない壁”によって打ち砕かれた。

毎日が凪ぎだった日々を早くも懐かしく感じてしまう。

ツキが無かった、と言うよりは、そういう季節だな・・・





釣行の中止を告げた日曜日、

それでも僕は、真夜中に一人、海辺に立った。

上空では雷神様が暴れまわっている。

炭素繊維でできた棒っきれを振り回す気にはなれなかった。

結局、クルマからロッドをおろすことなく、海岸線をドライブして帰還~





翌日の月曜日。

休日が、何事も無く終わりかけた夕方。

妻と2号は、“ご近所さんの女性の集い”に出席。

ならばと1号を釣りに誘った。

『ナマズか海か、どっちがいい?』

答えは『海!』

夕暮れ時の海へ急いだ。






1号のロッドには、トップウォータープラグを結ぶ。

根掛りさせないために。www

ダツでもいいから釣れてくれ~






しばらくすると

『おとうさん、あんまり沈むのは嫌やけど、ぜんぜん沈まないヤツじゃなくて もうちょっと沈むルアーに換えてくれる?』

あらら・・・気付いちゃった?

しょうがないからエスフォーを結んでやった。




しかし、まったく僕の“お魚レーダー”が反応しない・・・


ちょうど『イカ釣ってみたい』と1号が言い出し、

最寄の漁港に移動した。



『底まで沈めて・・・つっても分らんな?』

『とりあえず20ぐらい数えて、おもいっきり竿をしゃくって・・・』

『5~6数えて、たるんだ糸を巻き取ったら またしゃくりな』

『それの繰り返し。はいどうぞ』



声に出して数えてる姿は、なんとも微笑ましい。

しゃくる力も弱いから、『ひゅっ、ひゅ』と隣から口で効果音を付けてやる。

にんまりしてる。


時折、効果音を“オナラ風”にアレンジしてみる。

『ぶっ、ぶっ』

1号、腹をかかえる。


あっさり釣れてくれれば、すぐにコツが掴めると思うのだが・・・







『そろそろ暗くなってきたな。帰るか』


『うん、あ~おもしろかった』

なんにも釣れなかったのに、満足してるようだった。

あぁ・・・僕と同じ血だ・・・


釣り名人にはなれない血が、

彼にも流れている・・・・・






※告  知※

19日の夜、つーさん宅にて

漁獲高向上委員会(飲み会)を開催いたします。

参加される方は、コメントかメールでお知らせください~








コメント (12)
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貧の風が吹く・・・

2010-09-06 | Weblog
先週、ひでおがやって来て、

『来週の月曜、休みとったからメールよこせよ』とだけ言い残して去っていった。

僕は悩んだ。

どうすればあの筋肉マンを悦ばすことができるのだろう・・・






何も答えが出ぬまま、日曜の夜を迎え・・・・


これはもう正直に話すしかない。

僕は震える指先で、送信ボタンをクリックした・・・・



するとその直後、

神、 降臨!!!

yasu隊長からのメール!

『あ・し・た・の・ご・よ・て・い・は・?』

その救いの手に、僕は飛びついたのだった・・・・
















午前4時半、マリーナ集合。

なんだか風つよい・・・

とりあえず出航~

だんだんポイントがズレてきているそうだが、依然TOPでシーバスが朝6時まではボコボコ出るらしい。









ポイント到着。

なんだかすごい風・・・

船に不慣れな僕とひでおは、揺れる船上で足元フラフラで・・・・

ペンシルベイトの操作もままならない・・・・・



2度ほどバイトがあったが、乗せきれず時合終了~



そして、風も緩んでいった・・・・





なんだったのだろうあの風は?

神風か?“貧乏神”って名の神の・・・



完敗の僕達は、船を降りた。

僕は若干気持ち悪くなっていた。

まあでも、酔い止め無しの割には上出来なほう。

海岸線のルートで帰路につく。

途中、コンビニでアイスを買って食ったら、余計に気持ち悪くなった。





『もうエギやってる人いっぱい居るなぁ』

『ひでおエギなんて持ってきてないよね?』

『お?あるぞ』

『ほかに釣れそうなもん無いし、やってみる?』

ってことで、てきとうなところでクルマを停めて、

僕もクルマの中をあさったら、去年原Dくんにもらったエギを発見!

二人してシーバスロッドでしゃくってみた。







二人同時に釣れた。

小さくて、手応えは ほぼ海藻・・・






こいつはもっと小さい・・・・

ということで、暑いし終了~














夕方、30分の約束で裏の川へ・・・





薄暗い中、シャローをうろつく魚体を発見!

コイかな?と思いながら、ビッグバドを放り込む・・・


超素直!

ナマズはこれでなくっちゃ。


久しぶりに癒された~



コメント (9)
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