Mooの雑記帳

日々の感想などを書いていきます。

5月24日(日) カブトムシの幼虫ゴロゴロ

2020-05-24 20:55:37 | 日記

10数年畑仕事をしてきて、こんなに働いた年はないんじゃないかな。会議や集会などが一切ないので、いきおいすべての時間が畑仕事に費やされるはめに。

ここ数日は、サツマイモを植えるための畝づくりにかかりきりになっていました。先日も書いたように、もはやイモを植える場所がなくなったので、新しい場所で、まず畝幅1メートル近く長さ15メートルくらいの穴を掘り石を除き、次に、肥料を投入しよくかき混ぜて元に戻す。2畝を作るのに5日ほどかかり、今日ようやく完成したという次第。朝から夕方までせっせと作業に励んで、家に戻るともう他には何もしたくないほど。

やっていて、つくづく思うのは、畑仕事というのは一種の依存的中毒症状をもたらしますね。隣でキュウリハウスを営んでいる老夫婦の言い草ではないけれど、「何かやっていないと身体がもたない」。畑が呼んでいるとでもいうべきなのでしょうかね。明日これだけやらないと作業が遅れる、この収穫をしないと次にすすめない・・・次々と課題が生まれ、新しい挑戦が始まるのです。

そして、畑仕事というのは、今日やった作業が明日結果を生むわけではありません。早くても2.3ヶ月後、遅い場合は年を越して1年がかりですから、辛抱が必要だし、その間の手入れが必要だし、場合によってはその結果が失敗ということもある。土や水や太陽と対話しながら、ゆっくりゆっくり、時間をかけて人間にとって大切な生きる糧をつくりあげていく。

      *   *   *

思いがけない副産物もあるのですよ。

バラ園で昨年購入したチップが余ったので一年間積み上げておいたところ、すでにほとんど堆肥化してしまいました。バラの会のメンバーの了解を得て、畑にまこうとチップを掘り始めたら、出てくるわ・・・大量の「カブトムシ」の幼虫。すっかり腐葉土のようになったチップをエサに、コロコロと大きく育っていました。手に取るとずしりと重い。

今日は、妻と二人でチップをすべて軽トラに積んで運んだのですが、作業が終わるまでに200匹近い幼虫がでてきました。そのまま捨てたのではあまりにかわいそう。そこで、野菜などを運ぶコンテナ2箱にチップごと入れて、羽化させようと考えました。

それにしても幼虫密度が余りに高いので、まだまだコンテナがいります。一匹ずつの安定した蛹室をしっかりつくれるようにするには、さらに密度を減らす必要がある。明日、コンテナを用意してあと一ヶ月後くらいには成虫のカブトムシになるように手入れをしてやることにしましょう。

牛糞堆肥をつくったときには、2年ほど寝かせた堆肥の中にも大量のカブトムシの幼虫がいました。普段はまず見かけないカブトムシが、あたりに結構生息しているのですね。驚きです。

羽化したら、こどもじゅくに持って行って小中学生に飼育させることにしましょうね。喜ぶかな。

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