安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

山本川の河口から

2020年09月05日 | まち歩き
☆9月5日、土曜日。
☆台風が、とても暖かい空気を送り込んでいるのでしょうが、て、とても暑いです。
☆大型で極めて強い台風10号(さっき、920hPa)が、(さっき)時速15キロで日本列島に近づいています。
☆今のところ、滋賀には、直接の影響は無いように思われますが、九州地方の皆さんは週末から月曜日がとても心配なことでしょう。
☆2年前の2018年9月4日の午後、台風21号が、(955hPa・風速45メートルで)京都付近を北上し、安土の街も、屋根が飛んだり、大木が倒れたりと、風による被害が多発しましたが、その時よりも、勢力が強いと報道されており、なおさら心配です。

☆安土の街を、乾燥機の燃料の配達後、石油ローリーで走りながら、町内の田んぼを見ていると、台風の接近で荒天が予想された為、稲の収穫を急がれたこともあるのでしょうが、早生品種の刈り取りは、ほぼ終わって、圃場は、ひっそりとしていました。

写真は、西の湖に流入する、山本川の河口付近から東側を眺めたものです。(田んぼには誰もおられませんでした。)
☆話は横道にそれますが・・・、山本川の上流は、安土町東老蘇で、そのエリアの水路の水が集まったものです。下流の安土町常楽寺では、そこ此処のキレイな湧水も水源となっています。
☆その一つの北川湧水は、弊社(塚又商店)の横を流れており、すぐ下流で「常浜(じょうのはま)」へ注いでいます。(戦国時代、常浜から琵琶湖へは、山本川・西の湖と、直接漕ぎ出せたので、信長さんも利用されたのですよ!)

☆ついでに、写真の山ですが・・・、
☆左の山は、織田信長公が安土城を築いた「安土山」。
☆右の山は、その信長に「蹴散らされる」まで、この地を治めていた佐々木六角氏が築いた観音寺城があった「繖山」です。
☆折しも、先週から、大河ドラマ『麒麟がくる』の放映が再開され、「安土」の名が物語に登場するのがカウントダウンとなりましたネ

☆次の写真は、山本川越しに西側(旧近江八幡市街)を眺めた景色です。

☆山並みが続いていますが、左端が「八幡山」で、安土城が廃城後に、豊臣秀吉氏の甥の秀次氏が築城した八幡山城があった山です。

☆そんな感じで・・・、歴史を感じながら、眺めると、ここ、山本川河口は、ちょっと、良い場所だと思いますネ。