どっこいしょ・よっこらしょ

70歳を過ぎた爺さまの「日常・楽しみ・喜び・幸せ」なこと

市田柿

2008年12月27日 18時49分28秒 | 美味しいもの
知人から市田柿を戴いた。
市田柿とは、長野県の下伊那郡高森町の市田地域で生産される干し柿の呼称とか。

上質な和菓子の様な上品な甘みがなんとも言えない。
橙色の地に白く粉がふいて、いやが上にも美味さが増している。

あの渋い柿が乾燥させることによって美味しくなる。
子供の頃食べた干し柿は種が多く、幾つ入っているか楽しみであったが、今の物は
種が少なく淋しさを感じる。
 種抜きの干し柿もあるとか。何もそこまでしなくてもと思うのは私だけかな。

生の柿はビタミンCが豊富だ。干し柿にするとビタミンCは無くなるがビタミンAが生の
柿の二倍になるとか。また、干し柿には食物繊維も豊富とか。

柿には悪酔い防止作用があり、二日酔いの時に熟した甘い柿を食べると良いと言わ
れている。また、飲んだ時に柿を食べると悪酔いしないと言われている。

私は、柿なますが大好きで、この季節、晩酌のお供は「柿なます」が無いと飲んだ気
がしない程だ。

我が家でも干し柿を20個ほど作った。素人の作品にしては味・甘みともに納得の出来
となった。まさに柿の持つ力、自然の力である。柿の剥き方の効果は無いのかな。
  ただし、我が家の干し柿は色黒で美人で無かった。

戴いた干し柿


写真の光量を変えて
(旨味・甘みが伝えられたかな)