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《読書》椎名誠『新橋烏森口青春篇』新潮文庫

2005-05-01 07:28:01 | 読書

●〔26〕椎名誠『新橋烏森口青春篇』新潮文庫 1991
(2005.04.21読了)
 『本の雑誌』には憧れがありました。高校生の時には、その名前のみを知っており、実物は見たことがありませんでした。大学生になり、初めて『本の雑誌』を買った時は感激しました。毎月定期購読をし、バックナンバーも注文したりしました。しかし、いつしか読まなくなり、最近では時折、特集によっては買うだけです。
 ご存知のように『本の雑誌』は椎名誠と目黒考二が中心になって創刊された雑誌です。二人の著書についても『本の雑誌』がらみのものを中心に読んできています。
 椎名誠については、私の中では『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』(表題作は目黒考二への意趣返しとして書かれたらしい)→『哀愁の町に霧が降るのだ』→『新橋烏森口青春篇』とつながっていきます。さらに『銀座のカラス』→『本の雑誌血風録』→『新宿熱風どかどか団』と続く予定です。
 目黒考二については、『本の雑誌風雲録』→『笹塚日記』→『笹塚日記 親子丼篇』とつながっていきます。
 なお、初期の配本部隊に参加した人達が書いた、阿部信行・村松弘二・福井若恵『本の雑誌創刊10周年記念文集』本の雑誌社(1985)という本があります。ワープロ打ちの本です。今では入手困難でしょうか。
 さて、かんじんの『新橋烏森口青春篇』ですが、読みやすくて面白い本でした。自伝的青春小説という看板通りの本です。NHK銀河テレビ小説でドラマ化されました(1988年・緒形直人主演)。



※本の雑誌社 25年史


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