すれっからし手帖

「気づき」とともに私を生きる。

ママ集団との付き合い方。

2014-10-18 11:01:39 | 育児・母稼業


幼稚園が休みになったので、息子と雑林のある公園へ行きました。

遠足で仲良しの女の子友達が緑色のドングリを拾ったのが羨ましかった息子。自分が拾ったのは茶色ばかりで悔しそうでした。

リベンジで出かけた公園で、ブランコをしてる時に見つけたのが、写真手前の小さなドングリ。

息子の嬉しそうな顔ったら、ありませんでした。

ただ、拾った時は、キレイな緑色でしたが、段々茶色になってしまいました(^_^;)


私たちは、園が休みの時はこうして2人だけで行動することが多いです。友達と約束するのが面倒なのと、団体で行動すると、楽しさがある一方自由さが減るから、ドッと疲れるんです。

一緒に行動することを何となく求められる静かな強制も苦手。自分だけならまだいいのですが、子連れ同士というシチュエーションは、より面倒を感じがちです。

リーダー的なママから、「一緒に遊びましょう」的なメールが来ても、誘いに乗らないこともしばしば。年少の時は断ることの方が多かったかも。

「あんまり、集まりに来ないよね。子ども同士が仲良くなるのは、母親同士が仲良くなるのが一番なんだけどね」

と、アドバイスを頂戴することもありました。そんなこと言われると、「やっぱりそうした方がいいのかなー」と、揺れてしまうのが私の弱いところです。

だから、最初は子どもが乗り気じゃなくても行きましたが、でもそういう時の疲れ方は尋常じゃない。息子も、さほど楽しめない、という悪循環。

不思議とそういうママたちの子どもたちは、綺麗に固まって遊びます。タイプは違いそうだけど何故かいつも一緒。そして、息子が「あそぼ」と言うと、かなり高い確率で「ダメー」とか言われます。

そして、久しぶりにまたお誘いをいただきました。

私はあんまり乗り気でないし、息子も即「いかなーい」の回答。緑色のドングリを拾いに行く約束をしていたので、やんわりお断りしました。

ここで、私が二人の選択を気持ちよく認めれば、なんてことはないんですが、

「あんまり、集まりに来ないよね。子ども同士が仲良くなるのは、母親同士が仲良くなるのが一番なんだけどね」

なんて言葉が再び頭をリフレインしてしまうので、やっかい。相手が悪気もなく言った言葉にひっかかるのは、付き合いがあんまりよくなくて、出無精の自分をどこかで責めているのかもしれません。息子をそれに付き合わせてしまっている罪悪感もあったりして。

だから、こんな時は2人の時間も心底楽しめなくなります。もったいない話ですよね。母の心のうちなんておかまいなく、目の前の息子は私と2人きりでも大はしゃぎですから。

集団遊びは否定するわけではありません。私自身が、友だち数人に声を掛けて公園で遊ぶ時もあります。ただ、その場合、同じタイプのママを選びます。だから、来る時間も帰る時間も、かなりユルい集まりになります。

子ども同士も一緒に遊んだり、親子で遊んだり、いつの間にか全然知らない集団と交わっていたり。でも、別に誰も気にしない。もちろん、次の約束もしません。

私は、集団とはこんな付き合い方が性にあっています。


他人の価値観を無理に取り入れようとせず、ただ、自分にとってストレスフリーな状況を罪悪感なく、選択していく。「これでいいや」と心から言えるのが一番ですね。

ただ、第一子の子育てという弱点もあって、子どもが絡むことだと、自分を脇に置いて、ついつい、子どもにとって、母として、なにが正しいのかを考えてしまいます。

好き嫌いで選ぶことへの躊躇が、強くなるんです。


あー、でも書いてて思いました。

子どもが絡んでも結局は、一緒でいいんですね。余分なエネルギーを消費する人付き合いに、価値を置く必要もないのかもしれません。

私も息子も楽しめないお付き合いが、息子にとっていいものであるはずがない。

他の人には価値のあるものでも、私には価値はない。

それを、誰かに承認してもらう必要もない。

ぜんぶ、私が私に認めれば済むことなんですね。








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