すれっからし手帖

「気づき」とともに私を生きる。

人の機嫌を取りに行かない。

2016-02-02 18:18:26 | My メソッド
いつも、自分を、低くして、小さくして、控えめにふるまっている人がやった方がいいのは、

他人の機嫌を取りに行かない

ってこと。

🔸🔸🔸

相手の機嫌を取りに行く時に何を感じてるでしょう。それは、「卑屈さ」です。惨めで、自分を大切にしていない感情です。

職場の上司
かかりつけの医者
ママ集団のリーダー
子どもの担任
そして



自分にとって、自分より立場が上だと思い込んでいる人に対しては特にやった方がいい。

相手が機嫌悪そうにしていても、
高圧的な雰囲気を感じても、

自分からは、機嫌を取りに行かない。
あえて話しかけたりしない。

自分から挨拶した方が、
自分からにこやかに接した方が、
自分からきまずい空気を壊した方が、
楽なんです。

わかります。

むしろそれをしないでいると、
いてもたってもいられない、
恐怖すら感じる。

わかります。

でも、それって、自分を相手よりも下の立場に自ら置きにいってしまう、自尊感情の欠如なんです。そっちに安易な居心地の良さを求めてしまう悲しい性分なんです。

そんな自分を救ってあげなくちゃ。

機嫌を取りに行かない時の、その不安に、恐怖に、耐えてみてください。体中で感じ切るか、客観的に観察してみるか、どうにかして、その感情に耐えてみてください。

勇気がでない時は、相手の姿をイメージして、
「お前なんか、こわくないわー」
って少し乱暴に自分を鼓舞してもいいかもしれません。

恐怖は残る場合もありますが、自分を卑屈さから救い出した満足感は、それを上回ります。その瞬間に、自分の中で相手と自分が対等になります。

そして、相手は自分の事情で機嫌が悪いんだと納得できるかもしれません。高圧的なのもその人のスタイルで、自分がそこに合わせる必要がないということが理解できます。

その上で、つまり、相手と対等になって初めて、相手を思いやる言葉をかけることもできますし、社会の儀礼上、慇懃に振る舞うこともできます。もちろん、そうしなくても、何ら問題ありませんけどね。

最近、この方法で、怖い人、苦手な人が、ことごとく消えていきます。

自分の意識が変わると相手の意識も変わるのか、ただそう見えるようになっただけなのかは検証中ですが(笑)、相手の態度もかなりの確率で変わります。

いきなり恐怖の強い相手だと効果が実感できない場合もあるので、自分にとって、ハードルの低い人から挑戦するのがおすすめですよ。

最初は勇気が要りますが、まずは、やった後の自分の中の変化を実感してください♡

最新の画像もっと見る

コメントを投稿