師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

続・世の中はうまくできている

2006年08月26日 | のさっちょる

ども、臣です。

師匠もなんとか、お盆休み中の食べすぎから復活して、

元気におやつを食べられるようになりました。(笑)

さて、前回、『世の中はうまくできている』に登場した彼女のその後の

ことですが、喫茶とサロンがオープンして、近所の方のお茶飲み場所

となっています。

お店はもともとが喫茶でしたので、そのまま使えるものは使っていた

のですが、冷蔵庫のパッキンが壊れているらしく、気がつくと扉が

少し開くのです。

パッキンの取替えを頼んでも、時間がかかるし、電気屋さんに修理

を依頼したら、買い替えをすすめられるよね、と、話していました。

ところが、先日行くと、本人がにこにこしながら、

「みてみて、この冷蔵庫」と、指差すのです。

見ると、冷蔵庫が新品に替わっていました。

「すごいな、ついに、買い替えたん?」と、言うと、

「ちがうんや、お客さんが、買ってくれたんや。」と、彼女。

聞くと、オープンしてお店の近所のお客様が来るようになった

のですが、その中のひとりが、

「私が買ってあげるわ。」と、言って帰った、次の日に、電気屋さんが

この冷蔵庫を配達してきたのだそうです。

しかも、丁寧にカウンターの奥にうまーく収めて、古い冷蔵庫の

処分代も受け取らなかったそうです。

「こちらからは、一切、お金を受け取らないでください、と、ご依頼の

方から言われてますから。」

と、本当にお金を受け取らずにその業者は帰って行ったそうです。

慌てて、お礼の電話をすると、そのご婦人は、

「いえ、いいのですよ、ただ、このことは他の方には言わないで

くださいね。」

普通なら驚くところですが、彼女に関しては、よくあることなので、

私たちはあまり驚きません。

むしろ、師匠は、

「良かったな~。食べ物を出すから、冷蔵庫は大事やもんな。」

で、終わりです。(笑)

一応、彼女からはどのくらいする冷蔵庫か、調べてくれ、と、

頼まれましてね。

うーん。軽く十万はするんじゃないか、と、思うのですよ。

でも、彼女はほんとに軽やかに生きていると思います。

思いどうりのことをしているし、なにより、自分を大事にしているし、

人も大事にしています。ただ、一般的な尺度でものを捕らえては

いません。そこが、彼女のすごいところです。

普通に考えたら、大変そうなことも、彼女は楽しんでしています。

だから、このようなことが、頻繁におこるのです。

理屈に囚われることなく、自分を楽しんで、生きたいですね。

臣がお送りしました。

コメント (2)
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