オーディオスペースコア

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ヘーゲルH20パワーアンプ試聴♪

2009-09-19 15:06:26 | Weblog
ラスベガスCESでヘーゲルのベントホルター社長にお会いしたとき に、「H2aは素晴らしいアンプだから、あれの高品位パーツモデルを作って欲しい!」って言ったところ、H20というパワーアンプを発売してくれました。
さすが公約どおり!(^^)v
民主党もこうあって欲しいです。笑

さて…、
さすがへーゲル、外観では区別できないほど同じ。笑

まず持ち上げた感じ、H20の方がちょっと軽いんです。(?_?)
音は、高品位な音色で伸びやかな高域と精度の高い感じは見事です。

H2aの長所は、どんなSPも鳴らしきる駆動力なのに、駆動力を主張しない、あくまでもスピーカーを尊重したサウンドが絶対的な魅力です。
しいて欠点を言うならば、50万円という価格を考えたら贅沢なんですが、若干高域が華やかで、クラシックの弦とかの伸びが少し硬い感じ。
それと質感がもう少しあったらいいなぁ~って程度です。
ジャズ、フュージョンには最高ですね♪
また、鳴らしにくいSPや力感や躍動感に欠けるSPにはピッタリです。(^^)v

それに比べH20は、高域の少し硬い部分は完全に解消されていて、質感が格段に向上してます。
バイオリンの弦も伸びやかで、H2aの欠点を全て解決したって感じです。
欠点をあえていうなら、エネルギーバランス的に滑らかになった関係で、ビビットな感じがちょっと落ち着いた印象。
駆動力や躍動感は更に主張せず、クラシカルな雰囲気には絶対にこちらでしょう。

さて、なにがどう変わってどうなったのか早速検証。(^^)v

↓こちらはH20。

基板や回路構成は全く一緒。
もちろんそうでないとH2aのいいところがなくなっちゃいますから。(^^ゞ
パーツが随所に高品位パーツを使ってます。
それと、トロイダルトランスの背が少し低くなってます。
コレが若干の軽さの原因でしょう。
トランスのサイズが小さくなったというよりも、高品位になって、容量は同じだと思います。
トランスには「HEGEL」と書いてあります。

↓こちらはH2a。


価格は70万円予価。


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