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趣味人(シュミット)のプラジェクトX
第7回 F-4D ファントムⅡ 機首レーダー機器収納部

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機首レーダー機器収納部のなんちゃって工作です。


胴体貼り合わせ工程の組み立て説明です。
機首のレーダーアンテナ、それにつながる機器もパーツにありません。レドームを付けてしまえば、中味は再現する必要はありませんからね。

でも百年ファントムを作ったガウディ信三ちゃんは、フルスクラッチで再現しました。
2017年7月の拙ブログバックナンバーでも取り上げています。キャプションが泣かせる。
[100年ファントム]でググってみて下さい。一発でヒットします。
硬派模型雑誌「モデルアート」でも特集が組まれたドびっくりの完成度です。
8月の熊本トムキャッツ展示会のテーマが
[F-4ファントムⅡ]
信三ちゃんのファントムを筆頭にズラーっと並ぶ(はず)ので、ファントムフリークはもとより、飛行機大好き(そうでもない人も)全員集合☆
広い外来機駐機場も設置しているので、常識の範囲で持ち込み飛来して下さいね。
開催が迫ってきたら、熊本トムキャッツのHP、拙ブログで詳細をお知らせします。
プラジェクトX(ばって〜ん♡)

レドームにマステを貼り、油性ペンで外周を転写しました。

1mmプラ板に貼り直し、荒取りは園芸用芽切りバサミ。スパスパ切れます。


レーダー機器を引き出す開口部を開け、操縦席と干渉しない深さまで収納部空間を、プラ板箱組みで作ります。

レドーム取り付け部にはリベットが見られるので、ドクターリベットSW-004でデッチアップします。
白色プラ板に同じ白いプラペーパーで凸リベットを打ってもどこに打ったか見え辛いので、GSIクレオス Mr.セメントSPB[ブラック]で染めたプラペーパーを打ち抜いています。


ドクターリベットで凸リベットを再現し、光線透過防止に黒色で塗装しています。リベットはかなりオーバーに打っていますが、あんぐり開いたオマヌケなところに、これくらいのテクスチャ付けでちょうどいいでしょう。
ここで大事な事を言いますが、レーダー自体は作りません。内部に外れたコード程度で済ませます。
タルヘに吊るされているファントムは、レドームが外れたのか外されたのか、加えてアンテナもレーダーのレの字も見当たりません。皆々様、これで納得して頂きましょう。

ほぼ仕上げの段階のカタチまで組み上げました。機首レドーム、主翼外翼、水平尾翼は付けません。またコクピット内もイジェクションシートは脱出後で飛び出し、それに伴いキャノピーグラスも吹っ飛んで失われているところを再現します。

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第6回 F-4D ファントムⅡ 細部工作/環境整備

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尾翼のダメージ表現に追加工作です。


粘着剤付きアルミ箔(アルミ蒸着フィルムではない)を使って、外皮の薄さを再現します。

方向舵に貼って余分に出した所の粘着面同士を貼り合わせてニードルで引っ掻き、吹き飛んだような表現です。左右同様の工作を繰り返しています。
………………

完全ではありませんが、バーリーグレー吹き付け後、パネルの一部を黒色で筆塗りしています。このキットはサイドコンソールがパネル度に別パーツなので、木片に仮止めして塗りやすい方向に回して塗る事ができます。
………………




埼玉のスーパークレイジーモデラーnabe3ちゃんから洗脳され、ドクターリベット3種を使い、凸リベットを打っています。うーむ!効果覿面ぢや☆
CH-54Aタルヘを引き立たせるわき役なので、ささーっと作るはずが、ハメられてしもうたよ。ま、経験値は上がるけどね。
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イクラの軍艦巻き、アガリました!

クリアオレンジの成型色に深みとツヤを増すために、微量のクリアレッドを添加したクリアをたっぷり筆塗りしました。

断ち割って断面を見てもらいたい色ツヤをしています。ようでけとります♡
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DAISOからスチロール樹脂製3段ケースを購入。得意のバラバラ事件でひきだしの深さを乗せるツールに合わせて変えてみました。プラモデル用接着剤が使え、カイゾーが楽チンです。

数ヶ月〜年の間に、工作台の環境に飽きてプチリフォームを繰り返しています。より効率的に作る事が出来ないか?を追求し、満足した事はありません。←単に飽きっぽいだけ。テヘっ
…………………


オーム電気のライト付きルーペです。視線角度によりフィットするよう、アルミのフラットバーを追加しました。本体角パイプの中に電気コードが走っているので、引っ張り出して足らない分を延長しています。

接眼側に防眩のシールを貼り、拡大率の違う携帯ルーペを上方に固定しました。ちょっと細部を確認したい時にこれを使ってピーピングしています。いゃ〜ん☆


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第5回 F-4D ファントムⅡ 迷彩色の境界

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ヴェトナム迷彩(正式名称ではないがこれで通用している)などに見られる塗色境界の色が混じり合う幅の事をモデラー間では「ボケ足」と言います。PCの描画ソフトでも使われている画法(技法)で、その幅の広さによってボケ足が長いとか短いとかで表しています。


拙ブログタイトル画像にも使っているタミヤの箱絵のズームアップです。絵の中でも境界はくっきり分かれていない混じり合った様に描かれていて、コードレターと無塗装金属外板と接するところだけがきっちり塗り分けてあります。

ボックスサイドにある側面図のカラーガイドにもボケ足があるように描かれています。機体の大きさに比べて、ボケ足は長く描かれています。

同じくボックスサイドの塗料指定ガイドの平面図は小さいので、迷彩境界はくっきりと描かれていますが、ここは塗料の名称が分かれば十分です。
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以下の実機画像は、航空ファン別冊 イラストレイティッドF-4 ファントムⅡから抜粋


影の落ち方から解るよう、炎天下の中で撮られた機体の迷彩が、モノクロでも3色と分かります。またその境界は何となくボンヤリしています。


この機体の垂直尾翼の塗り分けは、ボケ足が長いほうです。明るく見えるタンが他の緑系の色に深めに被っています。見方によっては逆にも取れますが。

これもボケています。あっっ!機体全体がボケてました。流し撮りのタイミングが合わなかったのでしょう。アレスティングフックを使っての着陸(着艦)訓練の様子です。
これはボケをかます☆

何やってんだ(怒)と、パイロットが見上げる整備員の手には缶スプレー。方向舵にはまだ塗り増しが足らず色ムラが出来ています。整備後のタッチアップは指定色で塗装しても、機体自体が褪色していると派手にムラが出来る場合もあります。
マスキングテープを使うヒマも手間も無いようです。
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ボケ足を再現する方法は色々な技法がありますが、今回はスポンジが基部の両面テープを使ってテスト塗りです。


両面テープの粘着力は強いので塗膜が持っていかれないよう、同幅のマスキングテープを
重ね貼りしています。

画像左側に1枚、右側に2枚重ねしたものを貼り、白サフを0.2口径のハンドピースで斜め45度の角度を付けて吹き付けています。垂直に吹いたら何にもなりません。

ボケ足の比較に、中央はマスキングテープだけで吹いています。

テストピースの向きは変えていません。
左側が1枚、中央マステ、右側2枚重ねです。

中央の白い線は罫書き跡です。当たり前ですが、マステ1枚の場合はボケ足は出ません。

実物では0.5mm以内のボケ足に収まっています。1/72〜48スケールにあうようです。

右側にマステ1枚貼って吹き付けた塗膜が迫っていますが、左側のほうが本命です。実物は約1mmのボケ足に塗装されています。実機の塗装具合にもよりますが、1/48〜32スケールで使えそうです。
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次は曲面のマスキングです。

曲面に追随させるには直接貼るマステだけを細く胴切りにして柔軟性を持たせました。


テストピースはエッシーのマルヨン。プラスチックの経年劣化により製作を断念させざるを得なかったものも、吹き付け前のハンドピースの調子や塗料の濃度の確認に、まさに汚れ役に回ってもらっています。ありがたや。

曲面への密着はマステの胴切り幅を丁寧に詰めてやれば良いでしょう。これでも及第点はあげられます。ボケ足も申し分ないです。

1枚貼りのほうは、吹き付け角度が甘かったのか、青バッテンのようにボケ足が認められないところがありました。今回は0.3口径のハンドピースでウィノーブラックを吹いていますが、口径が大きくなった分回り込んだ塗料でボケ足が出なかったと思われます。

再テストしたものですが、やはり噴霧量/空気圧が高かったのでしょうか、ボケ足が稼げませんでした。
結論として吹き付け角度の保持、0.2口径での塗装、あるいは0.3口径でも噴霧量/空気圧を落とす。2枚重ねでは理想的なボケ足が出来たが、そのボケ足が各スケールに見合うかの判断。ノーマスキング•フリーハンドで吹き付け塗装する場合に使う技法で、隣り合う塗料で打ち消し合う「仇討ち塗装」「返り討ち塗装」を併用すれば、理想的なボケ足を作れるようです。
ひっつき虫やねり消しを伸ばしてマスク材とする技法は均一に出来ず、私にはとても相性が悪くやる気が起きません。
軟質の金属線にマステを巻き付けて境界を作る方法も一度やってみましたが、ボケ足は細かく綺麗でしたがコスパ悪いですね。
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筆塗り仕上げが得意な方には関係ないマスキングの話でしたが、実機の大半がスプレーガンを使った吹き付け塗装なので、模型の塗装に応用出来る口径の小さいハンドピースがあるので、筆塗り下手っぴの私は迷う事なく吹き付け塗装で今日まで進めてきました。
防毒マスク着用、エアコンプレッサー、排気ファン•ダクト、家族・近隣への臭気配慮と色々面倒な環境を作らなければいけませんが、ハンドピースの価格も美容専科での多用から値崩れして入手し易くなり、塗料もより安全性の高い臭気も出にくいものが開発されてきているので、初心者ほど吹き付け塗装から入門した方が完成度の高いものを作れると思います。知り合いのプロモデラーの5歳になるお子ちゃまも、エアブラシを使って立体塗り絵やってますから。環境整備が上手くいかない場合には、模型店に工作スペースを用意してある所も増えてきているので、多少時間とお金はかかりますが、手っ取り早いでしょう。橋の下であんぱんやってる隣でシンナープープー吹くのも一興かと…←失礼しますたっm(_ _)m
筆塗り仕上げか、吹き付け塗装か、あるいは塗装なしでカタチを愛でるか、組み立てずにコレクションするか、模型の楽しみ方は色々ありますが、塗装の醍醐味を味わえる技法、環境作りにやぶさかではありません。

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第4回 F-4D ファントムⅡ 迷彩色 先行塗装

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塗装工程に入りました。

GSIクレオス Mr.カラー特色の300番台の塗料を、リューターを使って撹拌しました。
微妙な色合いを再現してあるので、とことん混ぜます。電動歯ブラシヘッドをカイゾーして小さくし、瓶の底に沈んだ顔料もブン回して均一にします。

撹拌が終わったらひとぬぐいしてシンナーの中でまた回転させ、クリンナップします。
プロペラ型のミキサーヘッドより、撹拌力はあるようです。
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機首左右のエアインテイク境界層吸い込み整流板裏は取り付ける前に塗装しないと、筆塗りにしろエアブラシにしろ届きません。



ここだけ先行塗装させたら一安心。
小物を仕上げて組み込んでいきます。
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エンジン内部のターボファン類は、ウィノーブラックからタミヤのウェザリングマスターでパフパフさせて仕上げました。見えんからざーっとでええし。

ジェットノズルも同様に塗装し、最終組み付け後に仕上げます。

ジェットノズルも同様に塗装し、最終組み付け後に仕上げます。
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超絶モデラー埼玉のなべ3ちゃんから「俺のを見て勉強しろ!」と、指南書に添付されたテイルコーンの画像です。ありがてー☆
私だけで止めるのもったいないので、無断でアップしますたっ!どうぞご覧あれ。

ドクターリベット3種で再現します。

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第3回 F-4D ファントムⅡ ダメージ加工

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カミさんが編んだヒョウモンリクガメの九ちゃんのセーター?腹巻き?いや背中当てです。直径45センチあります。
爬虫類用ヒーターと併せて保温効果があり、お便秘解消に一役買って、2着目が仕上がりました。
貼るカイロで良さそうなもんですが、かわいい我が子に編みたいんでしょう。頑張れ!
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自立航行が出来ない、かなぴー姿になってしもうたファントムに仕立てます。


垂直尾翼の方向舵に炸裂した砲弾の破片を浴び、酷く損傷したところをイメージして加工しました。
ノコ挽きであらましの欠損部分を切除して、リューターで傷と裂け目を入れました。
左右合わせのパーツの隙間に、肋材とハニカムメッシュを接着しています。

触っているうちにグダグダになったセンサー2本は、金属に置換しています。



テイルコーンのドラッグシュート収納部を切除して、プラペーパーを丸めて円筒状にしたドラッグシュート収納缶と、その上部の破断した燃料投棄パイプを追加しています。
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インテイクダクト内、接合線の段差消しです。

気合いを入れて消したい人は、まず溶きパテを接合線周囲に塗り付け、乾燥後に段差消しの研磨に入りましょう。
て事は、これをやってない奴がのたまう理想論ね。
単に平滑化しただけで終わらせました。あんまり見えんしー…

この画像はダクト外側にある段差ですが、溶きパテじゃ間に合わんでしょう。プラ板あんこにしてポリパテでも盛りましょうか。
よおく覗き込まないと見えない所で、やらにゃあ気が済まない方はどうぞ、どうぞ、どうぞ。


深いダクト内の研磨には、神ヤスを長手方向に等分切断して両面テープで檜材に貼ったものを使いました。
グリップから研磨面を含めた長さは、市販のヤスリに倣い長めに取って、裏表2面に番手違いで貼っています。檜のしなりで研磨圧も程よくサクッと削れました。
プラジェクトX(ばって〜ん♡)
そろそろ塗装の準備です。

ヴェトナム迷彩上面3色の手持ち在庫を当たったら、生きていたのが2本づつ在って、他2~3本は使いかけでガチガチに固まっていたので、1本にまとめて真溶媒液で復活させました。なんで1本使い切ったところで新しいのに手をつけんかのお?←オマエだよ

復活中の皆様 ゴロッとした塊が入っています。

ウクライナ
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