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No.24 CH-54A ヴェトナムの赤土



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今日は九州自動車道を利用して、県北の用向きに出かけてきました。
途中、ネクスコ西日本の緑川パーキングエリアで小休憩。県内各地に店舗展開している「お弁当のヒライ」がPエリアの看板背負っています。



敷地内の外れに緊急救命時に使用されるヘリポートが設けられていました。


………………☆


熊さん「おっどろいたねえ!緑川パーキングエリアにヘリポートがあるじゃねえか」

八つぁん「そいつは初耳でい。てえしたもんじゃねえかい。どんな様子だい?」

熊さん「それがよう、パタパタ羽根広げて降りてくるもんだからさ、そいつがぶつからねえよう垣根も塀も何もねえんだ。」

八つぁん


お後が宜しいようで……






プラジェクトX(ばって〜ん♡)






オチもついたところで、タルヘのウェザリングです。







サイドテーブルの引出しに集めたGSIクレオスのウェザリングカラーと、タミヤウェザリングマスターです。ミドリの蓋は元来接着剤の容器ですが、空いたものに独自にミックスしたものを作って入れています。ウェザリングカラーは他にもまだまだ沢山ありますが、タミヤの同系のものや女性(今や性差を話題に上らせる事自体、時代遅れもしくは逆行する事ですが)の化粧道具と見紛うウェザリングマスターでの劣化、褪色などの経年変化を簡単(でもないが)に表現できるマテリアルが揃う、いい時代になりました。

このCH-54タルヘも昔々キット化はされましたが、半端スケールだったり大味だったりと、手を出して痛い目に遭うのは火を見るより明らかで、ICMから1/35スケールで発売されるアナウンスに、狂喜乱舞(まではやってないが)したものです。




Yahoo!画像検索 ヴェトナムの赤土

模型用塗料にも「ヴェトナムの赤土」が特色として販売されているように、ヴェトナム戦争に係わった機材のウェザリングには欠かせないものです。
今回はオリーブドラブ単色の機体を、この赤土でコテコテに汚します。

ウェザリングカラーでひと通り汚しを入れ、赤土の粉っぽい表現にパステルを持ってきました。



株式会社サクラクレパスのコンテパステルを使ってピグメントを調合し、機体に乗せていきます。




紙の上にポリネットを置き、パステルを静かに削っていきます。荒っぽくすると微粒子が飛んで身体に良くありません。顔料は毒性を持ったものもあり、用心しましょう。





ダークレッド/赤/黄土色/焦茶を自分のイメージする赤土より明るめに調合しました。これを塗装面に定着させるためクリアをかけると、色が沈んでしまうからです。
補正はタミヤウェザリングマスターもありますから、それほど神経質にならなくてもよかんべ。






搭乗に使うステップに擦り込んでいます。箱絵から読み取れるウェザリングです。




テイルローターのドライブシャフト中継に、吹き溜まった所を再現しています。ここまで寄って撮ってある記録画像は皆さんも見た事はないでしょうが、私も見た事はありません。しれーっと模型としてのウソ(はいかんなあ)をついています。




テイルブーム裏側です。重力に逆らってへばりつく赤土はないので、下面全体は上面よりおとなしめに擦り付けています。





メンテナンスに向かうステップは、赤土が踏み固められ固着している表現ですが、実機ではメインローターからのダウンウォッシュで吹き飛ばされてしまうでしょう。これも模型として、ここを人が登り降りしているライブ感を表現したかったからです。




緑の矢印方向に排気ガスが流れ、脚柱張出しの○付近に当たると予想して、ススを吹いています。GSIクレオス水性塗料H343をラッカーシンナーで溶いて、フワッと乗せています。
以前MH-53Eシードラゴンの製作時も使った排気ガスのスス表現です。実機ではススどころか、オイルのスジを引いたものもあります。


機体がほぼ終了したので、ローターブレードとタイヤにもウェザリングを施して調和させます。




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No.23 CH-54A ローターブレードの着脱




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ババンバ バン バン バン ♪
アビバ ノン ノン♪
ババンバ バン バン バン ♪
ハァーア ビバ ビバ♪
いい湯だな♪
ハハン♪
いい湯だな♪
ハハン♪

………♪ 

そらでも唄える、ご存知ドリフの「いい湯だな」
懐かしい昭和

ヒョウモンリクガメの九ちゃんを温浴させているところ。
冬場の運動不足と体重増加によるお便秘気味で、あったかお風呂で刺激して踏ん張ってもらうのでした。




プラジェクトX(ばって〜ん♡)




昨年6月に着手し、間につまみ食いをしながら長丁場になったタルヘは、組み立てがタイヤ取り付けとローターブレードを残すのみとなり、仕上げのタッチアップとウェザリングにかかるところとなりました。ブログ更新回数からして延べ30回に到達していないので、正味2.5ヶ月というところでしょうか。






下に敷いたB4版カッティングマットからその長さがお分かりと思いますが、6翅全部接着してしまうと直径60センチオーバーになり、取り扱いがアワアワになってしまい、ちと困りもんです。







ローターヘッド側に金属パイプを埋め込み、ブレード側にパイプ内径に入る金属ロッドを差し込んで着脱式にしました。
マスト上に巻いてあるワイヤーは、この模型を吊す為のもので、実機には有りません。鑑賞者は大人になってみて見ぬふりをして頂きます。お願いシャチョー♡うぅん〜うれぴぃ♡






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前後別々に撮り、完全に合致していませんが貼り合わせ加工したものです。この状態でウェザリングにかかります。
というのも、ウェザリングの程度が機体前後で差がつかないようにする為です。工作スペースでは余裕がないので、フリーのサイドテーブル上で進めていきます。





機体の右側(画像では上側)のウェザリング途中の様子です。
GSIクレオスのウェザリングカラー数種類を使って、ヴェトナム戦争で酷使され赤土にまみれた機体を表現していきます。




水平尾翼はオレンジが褪色して部分的に黄色く変色したところをエアブラシで軽めに吹き、パネルラインに沿ってスミ入れ(置き)しています。





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No.22 CH-54A ディテール あっぷあっぷ





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今月末で他県へ移動するナンタラ倉庫で、プラモデルは閉店セール対象外だったのに、何故か焦って買ってしまった寿司のプラモデル。
ちゃんとした1/1のスケールモデルなので、ぎりぎりかすってスケールモデラーの面目を保っています。




ボックスサイドに、食品サンプルメーカー株式会社いわさきと株式会社秋東精工のロゴが並んでいます。
秋東精工はプラモデルの金型を製作する会社で、HPを覗くと町工場の雰囲気そのまま、職人さんが真剣な顔して金型と睨めっこしています。
金型をおおよそ機械で彫り、そのあとの人の目と手、勘所による仕上げの妙を力説されています。

竹の皮を模したパッケージを開けると、ご飯粒の枠2枚、イクラ粒、海苔が入っています。





イクラは大中小でモールドされ、表面が少し潰れている芸コマな物もあります。ご飯粒は胚芽を落として磨きがかかり、乳白色のふっくら炊けた感じが良く出ています。
海苔も独特の表面仕上げが施され、見た目パリパリしているようなツヤ、張りがあるようにみえますが、グニャグニャの樹脂です。

食品サンプルメーカーさんと共同で開発され寿司シリーズのほか、ギョウザもラインナップされています。食べられるホンモノの寿司よりお高くつきますが、話のネタにおひとつどうぞ!



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ドクターリベットSW-009でセンサーヘッド、コードを手芸糸の組み合わせで、エンジンの周囲に設置された温度センサーを自作しました。




接着剤は糸がプラスチックではないので、ハイグレード模型用セメダインを使っています。塗装まで済ませ、エンジン本体に巻き付けました。








ディテールアップ(でっち上げだからデッチアップ)には、生物的な這い方をしているパイプ、コードには錫線、機械的に直線を成しているものにはステンレスバネ線を使い分け、センサーから伸びる細いコードは、手芸糸をゆるく張って再現しています。
資料から拾えるものを全て詰め込むと、作り手も見る人も疲れてしまうので、テキトーに端折ってやらなければいけません。メーカーのICMもやればやれんことは無いのでしょうが、表に出る主要な所に絞ってパーツ化しています。

塩梅ですね。







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No.21 CH-54A 追い打ちリベット




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ケータイに舞い込んだケッタイなメールでおまんにゃわ。思わずスクショ☆

これ読んで慌てふためき銀行にすっ飛んで行く馬鹿いるでしょうか?

確実にいます。そこら辺のおめでたい小金持ちがいるから、振り込め詐欺がビジネスとして成り立っているんですわ。真面目にせっせと働いて、税金むしり取られてあげく倒産。こっちにも馬鹿がつく正直者がいました。
世の中馬鹿ばっかし。

下手な鉄砲も…って、この文面は下手過ぎます。警視庁がりそな銀行と結託してド)エハチハチデザインに裏金積ませるなんぞ、自民党より悪党ぢやん!AI活用してもっと上手く強迫観念を膨らませ、銀行まで足を運ばせるカンドー的な文章力がないとね〜。

どれどれ、文豪 趣味人( シュミット )がお手本をみせてあげようぞ。



警視庁からばってん

あんたん息子がわーかこつしたけん
お金払うてばい。
百万円でよかけん。
銀行振り込みは手数料のかかるけん、
預かりに行ってもよかばってん。
警察に言うたらあかんばい。

軽視ちょんまげー より


ん〜、我ながら迷文じゃ!




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エンジンからギアボックスに繋がるデファレンシャルギアのフランジに、ボルトが並んでいるのを見つけてしもうたよ。

キットオリジナルにはモールドがないし、もう塗装も終えているので、伝家の宝刀「ドクターリベット」を如何にして活用すべきか?






ドクターリベットSW-003を使って、打ち抜いたプラペーパーの接着には、ハイグレード模型用セメダインを消毒用アルコールで溶き、粘度を下げたものを使いました。
打った面の塗料はGSIクレオスのラッカー系塗料なので、この接着剤の影響はなく接着力も十分なものです。



施工後の画像


埼玉の超絶モデラーなべ3ちゃんが

「レジンパーツにドクターリベット使いたいけど、何か良い接着剤ある?」

と尋ねてきたので、

「鼻(P~)ソがええよ」

と、はぐらかそうとしたが騙されなかったので昼夜兼行で研究し、この技を編み出した。





この接着剤を使って、コクピットドアを後から接着しています。塗装面やプラ材を侵す事なく透明度も高いので重宝しています。





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ディテールアップ(デッチアップとも言う)も進めています。


滑油タンクのガス抜きノズルを追加しています。



黄色の耐圧ホースは曲げ角、長さともにパチピタできまるキットパーツです。恐るべしICM!
赤色のケーブルは、φ0.4のステンレスバネ線で追加したものです。

まだまだ銀行に振り込みに行くヒマはありまてん。





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No.20 CH-54A Engine Air Particle Separator (EAPS)









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前回の拙ブログにおいて、模型の販売単価が600円弱という数値に納得できないままでしたが工作途中、なーんだこれかあ!と、私なりにカラクリが分かりました。

プラモデル            3,500円 ×1= 3,500
塗料4本      180円    ×4=   720
筆 大中小各1本づつ 300円    ×3=   900

合計金額 5,120円 ÷ 8アイテム =  640円

と、これなら納得できます。




塗装ブース横に設置しているスライド式塗料収納棚にも収まり切れない塗料瓶が溢れ返ってきました。品番が打ってあるので若番からきちーんと整頓すればよかばってんと思いつつ、ずりずりと今日になってしまいますたっ。

塗装中に同一塗料が切れる事がないよう多めに揃えておく安心感というか、モデラー特有の心配症は治らんもんです。
でもこの業界を支えるている一番の特長的な事は、この蒐集癖に他なりません。

プラモデル1つ買いました。作りました。はい終わりとはいかず、今度は別のものを作ろう、もっと高いものを作ろう。あっ!シリーズものがある。揃えよう。模型雑誌で見たものがある!今買っとかなきゃ無くなるかも。二つ買ってひとつは作らないで永久保存版にしよう。えーっ、こんな工具がある。これを使いこなせばもっと上手く出来るかも………

模型業界の術中にハマったのーてんき野郎が辿る道です。←誰とは言わない

作るもの集めるのも楽しい楽しい模型の世界。抜け出そうと、もがけばもがくほど身動きが取れなくなる模型沼に、あなたもハマってみては。責任はもてません…フッフッフッ………



プラジェクトX(ばって〜ん♡)





Engine Air Particle Separator (EAPS):エンジン空気粒子分離器










エンジン空気取り入れ口に追加されたフィルターのようなものです。
この分離器を通さないと、砂塵などの異物を吸い込んでエンジンがぶっ壊れてしまいます。単にフィルターだけなら目詰まりして吸入量が落ちてしまいますが、この黒い一個一個で濾された異物は装置下部のラッパ状の所から排出されます。荒野、砂漠、海上で作戦展開する機材には無くてはならない装置です。




機体色の上から黒色で塗っています。
同一性質の塗料で下地が溶け出さないよう、速乾性のラピッドシンナーで溶いたものを使い、右手で右回りに塗装対象面も回しながら筆先を倒して運筆しています。
エナメル塗料を使い、はみ出したら拭き上げたほうが楽勝ですが、この後ウェザリングもしたいので、Mr.カラーの連続塗装です。




プラジェクトX(ばって〜ん♡)




EAPS前方のピトー管です。




真鍮パイプ/ステンレスパイプの組み合わせで、キットパーツから採寸しました。曲げ角がちょっとひしゃげてしまいました。

だんだんとフィニッシュラインが見えてきました。




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