おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡370

2008-09-06 | ジパング
休載明けの今号だっただけに、あっ~!というような展開を期待していたけれど、想定の範囲内でちょっと残念だったなぁ…。
だけど、その“想定の範囲”っていうのが最悪で、残念どころか尚更凹む展開だったという…orz...

*******************

林原らはハンドアローを封印し、上下計12機の米軍機を振り切ることを選択。
そのためヘリ要員の柿崎を副操縦士席に、桜井は米軍機が攻撃してきた場合のドアガン使用を指示される。
レーダーがない米軍機から身を隠すため、層積雲に入ったSH60Jだったが、ロストしたままの2機(3機中1機は、その後確認)が、対水上レーダーの死角・後部上空に現れ、ヘリに向け攻撃を行なう。
機体に銃弾を受けたものの、航行には支障なし…が、桜井が被弾。
みらいは雲が切れた先、5キロ地点にいる。

*******************

前回述べたように、案の定ロストしていた米軍機がヘリに対して牙を剥いてきました。
そして予想通り、

機体に被弾→計器類に異常なく航行に支障なし→乗員が被弾

という流れに。

コレって…これも前回書いたことですが、海鳥が攻撃され森を亡くしたあの時と全く同じパターンじゃないですか~!
あの時の状況に、そして同じヘリパイであった森の死に、林原だってかなりの衝撃を受けたはずなのに、なぜ同じ轍を踏む?

…と、言いたいところだけど、今回に関しては登場人物に対してではなく、やはりかいじ先生に対して、

「なぜ同じ轍を踏ませる??」

と一言苦言を呈したいところです。
ま、簡単に言ってしまえば、

「同じパターンで芸がない」

ってとこですかね~(^^;)
海鳥の時って、この時代に放り込まれた後、初めて経験した敵(この時は日本軍)からの攻撃だったので、みらい乗員共々我々読者も(私の場合はアニメが先だったけど)衝撃を受けた事件だっただけに、記憶にも留まっているわけですよ。

なのに、ほぼ同じ状況がまた再現されるなんて、ねぇ…;
せめて桜井の被弾がなければよかったのに、話の展開上それは避けられないのもミエミエだし…。

次々とみらい乗員から犠牲者が出ているのは、何かのフラグ?ってわけでもないのか…。
ただ言えるのは、「ジパング最終回」までに、みらい乗員が100人残っているかどうか微妙、ってこと。

とりあえず桜井は、現状瀕死の状態ではないけれど、カポックを脱いでみないと被弾状況はわからない感じです。
最初は「頸部?!」とも思ったけれど、それだったらもう死んでる…。
(そして床は血の海;;)
本人が言う“かすり傷”っていうのはありえないけど、今のところ命に別状がないのは不幸中の幸い、って言っていいのかな。

が、次号でドアガンを使う状況に陥る可能性は、通常なら95% 
そうなったら桜井は…!?
…というのが、よくあるジパングの展開なのですが…

正直、みらいまで残り数キロとなれば、CIWSで普通に米軍機を狙えるわけで、反対にみらいが何もしないのなら、その存在価値は0ってことになる。

来週は表紙&巻頭カラーということなので、逃げるだけではないみらいを久し振りに見ることができるかもしれません。
みらいの活躍に期待したいものです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする