おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

稲田徹さん出演 30-DELUX公演「BLUE」

2007-03-28 | 旅行・イベント
今更な記述になってしまいますが…
3/17(土)に新宿・シアターサンモールで行われた、30-DELUXの第6回公演「BLUE」を見てきました。

東京公演は3/15~21、大阪公演は3/24,25ということで、もうすっかり終了しておりますが…(^^;)

30-DELUXの公演を見るのはこれが2度目です。
前回は「BIRDS」という、なにやらガッチャマン風のお芝居だったのですが、この時も今回も声優・稲田徹さんが客演で参加しているのです。
つまり、単純に稲田さん見たさでチケットを購入したというわけで。

ストーリーは、というと…

 広い広い世界の、青い青い海に浮かぶ、小さな小さな島の物語。
 その島に暮らす魚師の大将と宿屋の女将。二人はいつもケンカばかり。
 ある日、海に運ばれて一人の男が流れ着いた。そして、それぞれの想いが動き出す。

 30-DELUX流、奇跡のラブストーリー!

(以上、公演ちらしより)

…これだけ読むと、ものすごくドラマチックな内容が想像されるわけですが、実際は笑いが8割で、残りの2割がシリアスドラマって感じかな。
島に伝わる平家伝説の宝剣をめぐって、島の旅館を営む姉妹とその友人たち、この世での平家復活を望む落武者の亡霊たち、姉妹の幼馴染である漁師兄弟が三つ巴でバトルを繰り広げるという内容です。
そこに兄弟姉妹間の密かな恋愛感情が絡みながらも、島のお祭りでの50年前の出来事が、かたくなな大将と女将の感情を氷解させるきっかけになるという結末。

長身な女将役を演じたのは清水順二さん。もちろん男性。
(おかま役ではないので念のため!)
都会から島に戻ってきた妹役に、アヤカさん。ココナッツ娘。
(アイドルは全然わからないのですが、かわいくて演技もいい感じでしたよ)
海に流れ着いた男(剣の精霊のような存在?)に市川洋介さん。
(マジレンジャーに出演されてた方とのこと。特撮も見てないので~スイマセン;)

…で、稲田さんはというと、太宰という島の青年役です。
アロハに短パン、髪はゆるいアフロで、いつもパソコンを抱えているのが定番スタイル。
舞台冒頭のナレーションの声は男前なのに、演じる役はいつもちょっと抜けてる兄ちゃん、って感じが面白いです。
でもやはり、あの声ゆえに演技とのギャップは否めないかな~(^^;)
堅い役柄はそつなくこなされる稲田さんですが、コメディはちょっと…。

私は演劇を語れるような人間ではないので、ただ生の稲田さんを見ることができただけで今回はOK!!
堅い演技を実感したいなら、ひたすらジパングを見続けていればいいわけですからね。

個人的に今回のお芝居の中で好きだったのは、時子(長沢美樹さん)率いる平家の落武者4人組ですね~!
アクションはもとより、お笑い担当としてもとにかくレベルが高かった!
1人でウケてましたよ、私wwwww

それからこの舞台のテーマソング担当の、高橋知秀さんが歌う歌と演奏するギターがめちゃくちゃ上手くて「プロみたい~!」って思ってたら、本当にプロの方だったという…(^^;)
失礼にも程がありますね。ごめんなさい!!

終演後は、グッズ購入者に出演者がサインをしてくれるという特典がありました。
この日は旅館の客、春子役の斉藤麻英子さん。
長蛇の列ができてました。

出演者の方がこういう出方をするとなると、やっぱり稲田さんがひょっこり顔を出すことはなさそう…。
今回御一緒したTさんと、最後までロビーでうろうろしてみましたが、「しょーがないね…」とプレゼントだけスタッフの方に渡して会場を後にしました。
去年の夏に中野で見たお芝居では、終演後に大サービス(2ショット写真・サイン・ジパング台本読み)があったので、つい期待してしまいましたが世の中そんなに甘くない!ってことで。

また早い時期に、稲田さんのお芝居を見る機会があればいいなと思います。

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