
今日は大降りではありませんでしたが、ほぼ一日雨が降りました。
一日、家の中から出ずYou Tubeでフランシスコ教皇の葬儀と埋葬の様子をゆっくり観ました。
今はお墓の一般公開が始まっているようです。
いつかローマを再訪する機会があれば是非、お墓参りをしてお祈りを捧げたいと思います。
今日の果物
雨のせいで寒々とした一日でしたので、温か~いおうどんを作って食べました
写真がないので、雨が止んだ時にバラの写真を撮りました。
「ドフトゴールド」「パパメイアン」
「ブルームーン」「プリンセス・ドゥ・モナコ」
オレンジ色のバラの名前はわかりません。
白は「新雪」。
「ラ・マリエ」
★致知一日一言 【今日の言葉】2025.4.28
きょうは日本が主権を回復した日
戦後日本人の5つの忘れ物
1、国家観が希薄になったこと
2、義務の喪失
3、愛情を持って叱ること
4、褒めることが下手になったこと
5、忍耐の心
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中條高德(アサヒビール名誉顧問)
○『致知』2008年5月号
連載「巻頭の言葉」より
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●昭和27年(1952)4月28日、
サンフランシスコ平和条約が発効し、
日本は主権を回復しました。
いま、その事実をどれだけの日本人が
認識しているでしょうか?
★致知出版社の「ご縁メール」
齋藤 孝と又吉直樹が語る「体験的読書」とは?
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家での過ごし方、こんなランキングをご存じですか?
1位:スマホをいじる
2位:仕事・勉強・読書
3位:SNS
あなたはどの時間に、いちばん「満足感」を感じますか?
スマホ?SNS?それとも読書?
画面の向こうに広がる“刺激”もいいけれど、
本の中に息づく“知恵”も、悪くない。
これから始まるゴールデンウィーク、あなたは何に投資しますか?
今回は致知のバックナンバー2021年3月号より、
「速音読シリーズ」など数々のベストセラーを生み出した明治大学教授・齋藤孝さんと
お笑い芸人初の芥川賞受賞作家・又吉直樹さんのお二人が
「体験的読書」という独自の視点で語り合う対談記事を紹介します。
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◆体験的読書のすすめ◆
齋藤 孝(明治大学教授)
又吉 直樹(お笑い芸人/作家)
2021年3月号 特集:名作に心を洗う
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長年日本語教育に携わっている明治大学教授の齋藤 孝氏は、
「声に出して読みたい日本語シリーズ」「速音読シリーズ」など数々のベストセラーを生み出してきた。
無類の読書家として知られるお笑い芸人・又吉直樹氏は
小説『火花』でお笑い芸人として初の芥川賞受賞という快挙を成し遂げ、
小説やエッセイの執筆など精力的な活動を続けている。
その二人が縦横に語り合う、人格形成のもととなった読書体験、忘れ難き名作——。
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自分の変化を掴めることこそが名作の力であり、
何度も読み直すことで名作がより味わえるようになります
又吉 直樹
お笑い芸人/作家
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〈又吉〉
僕は以前、出版社から推薦文の依頼で、遠藤周作さんの『沈黙』の帯に
「人生に必要なのは悟りではなく迷いだと思います」
と書かせていただきました。
というのも、迷っていたり答えを簡単に出せない状況が、
一番〝筋力〟を必要とすると感じているからです。
『沈黙』は特に葛藤を描いた小説ですし、
私たちが暮らす日常でも理不尽が突然なくなるわけはないので、
葛藤しながらも迷い続けることが大事だと思っています。
〈齋藤〉
答えのない状況に耐える力は重要ですね。
私は運動部だったので〝筋力〟という表現がよく分かります。
懸垂の途中で止まっているような、
そういう何かの状態を保持している時が精神の粘りどころですよね。
そう思うと、読書をしていると自然に粘りのパワーが培われます。
読書に慣れない人は特に、一行一行読み進めるのは大変ですから。
〈又吉〉
そうですね。
僕も最初からすべての本が気持ちよく読めたわけではありません。
最初に読んだ時はちょっと大変だと感じた本でも、
いろんな本を読んだ後に再び読み返すと、
読む体力がついているので以前とは違った感覚で読めた経験が何度もあります。
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現代は情報過多の時代ですが、
本棚に名作を並べて、
自分の中に確固たる軸を築いていってほしいです
齋藤 孝
明治大学教授
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〈又吉〉
齋藤先生もよく聞かれると思うんですけど、
「どうしたら本が読めるようになりますか?」
「小説の何が面白いんですか?」
と質問されると困るんですね。
ちょっとしんどい瞬間があった後に得られる面白さや気持ちよさなので、
初めから楽しい状態に入るやり方を教えてくれと言われると、
何と答えたらよいのか……。
先生はそういう時どうお答えしていますか?
〈齋藤〉
大学生の中にも本当に本が読めない人ってたまにいるんですね。
その場合は短編集を薦めています。
芥川龍之介の『羅生門』や『鼻』などはそんなに長くありません。
丸々一冊読まなくても、短い一作品を読んだらそれで一冊を読んだとカウントしたらいいと伝えています。
そうすると短編集一冊読んだだけで、10~20近い作品について語れるようになります。
私自身の経験でいえば、高校時代に文芸評論家の小林秀雄の作品を読んだ時に、
少し分かりづらい箇所がありました。
それを私は小林秀雄から出されている練習メニューだと捉えたんです(笑)。
スポーツに置き換えると、日々の練習メニューから逃げた先に成長はありませんので、
この本も絶対に理解できるはずと考えて読み進めたんです。
★[ECCJ] 今日(4月28日)の珠玉のリーディング
エドガー・ケイシー
一度も怒りを覚えたことのない者は価値に乏しい。しかし、怒りを起こして、それを抑えることができない者は無価値です。
He that never is angry is worth little, but he that is angry and controlleth it not is worthless.
(1156-1)