Se先輩からの本。
近藤史恵さんの本は全てSe先輩から....ってことは、この作家さんの本購入はSe先輩に任せばいいってことやね。
「スーツケースの半分は」⇒(近藤史恵作)
主人公って言っていいのか?だけど、全ての話に出てくるのが青いスーツケース。
30歳前の大学同級生4人の女性たちの話からスタート。
唯一結婚している真美は、海外旅行は未経験。
結婚前からニューヨークに憧れているけど、夫ははぐらかして取り合ってくれない。
そんな時に、フリーマーケットで青いスーツケースに一目ぼれ。
スーツケースを買ったことで勇気が出て、一人でニューヨーク旅行が出来た。
他の3人は各自海外旅行経験者だけど、みんな青いスーツケースを借りて旅に出る。
3人3様の旅で自分を見つめなおし、自分と向き合う。
4人は青いスーツケースを「幸運のスーツケース」と呼ぶようになる。
その後も、スーツケースはいろんな人と共に旅をするのだが....。
スーツケースのポケットに、「あなたの旅に、幸多かれ」って書かれたメモが入っていた。
9話の短編小説。
第13回エキナカ書店大賞受賞・・・第1位
<おまけ>
私は海外旅行用に2つのスーツケースを持ってる。
行く場所や、現地行動によって2つを使い分けてる。
どの子と何処へ行ったのかは覚えていない。
記録に残しておけば良かったなぁ~。(旅記録は残しているのに...)
感想:近藤史恵さんらしい本だった。
自分と向き合うってしてないなぁ~って思いながら読んでた。
共感する部分がいっぱいあったわ。
全部(9話)が全部面白かった訳ではないけど、結構面白かった。
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